キャバクラの内勤の仕事内容とは?給料や働きやすいお店の選び方

キャバクラの内勤の仕事に興味があるが、内容が分からなくて不安という方もいるでしょう。確かに仕事内容が分からないまま、夜の世界に飛び込むのは勇気がいることです。

この記事ではキャバクラの内勤の仕事内容を詳しく紹介し、気になるお給料や時給、内勤として働くメリット/デメリット、働きやすい店の選び方まで解説しています。

もくじ

キャバクラの内勤とは?仕事内容を詳しく説明

キャバクラの内勤とは、黒服やボーイと呼ばれる仕事です。

具体的に内勤が何をしているか説明します。

  1. 開店前の掃除やおしぼりの準備・テーブルセッティング
  2. ホール業務
  3. 閉店後の掃除
  4. つけ回し
  5. キャバ嬢の管理
  6. 男性客への接客
  7. 会計作業・給料集計

キャバクラの内勤業務は男性客の隣に座っての接客や営業など、キャバ嬢が行う仕事以外の全てだと思って良いでしょう。

開店前の掃除やおしぼりの準備・テーブルセッティング

キャバクラの内勤は開店前に店内を清掃し、おしぼりを準備したり、テーブルをセッティングします。くまなく掃除機をかけてトイレを綺麗にして、おしぼりを巻いてタオルウォーマーへ入れたり、テーブルにボトルやグラスを設置して、いつお客様が来店しても良いよう準備します。

ホール業務

キャバクラ営業中に内勤が担当するのはホール業務です。来店したお客様を席までご案内して指名を聞き、指名があれば指名キャバ嬢を席へ誘導します。フリーの場合はつけ回し担当に新規と伝えるのが仕事です。

また、お客様がオーダーしたドリンクやボトルを席まで運んだり、灰皿を交換する役目も担います。

閉店後の掃除

キャバクラの内勤は営業終了後に、お店の掃除をします。営業中に出た灰皿やドリンクのグラス洗いから、店内の掃除機がけ、おしぼりを回収業者に出す作業など細かな作業がいくつもあります。

また掃除中に翌日に必要なお酒の発注作業をするお店もあります。

つけ回し

キャバクラの内勤の中でも正社員や役職者は、つけ回しも担当します。つけ回しとはお客様を見て好みを判断し、適切なキャバ嬢を席につける役割です。また指名が被っているキャバ嬢がいる場合は、時間配分が均等になるようにキャバ嬢を指名客へ回します。

つけ回しの技術次第で場内指名やドリンクの出が変わるため、非常に技術のいる仕事です。

キャバ嬢の管理

キャバクラの内勤はキャバ嬢の管理も担当します。黒服が何名かのキャバ嬢を受け持ち、売り上げの管理や指導をします。営業メールをどう打つか、売り上げを上げるために同伴に誘うテクニックなどを伝授し、キャバ嬢が売れるようサポートする役目です。

男性客への接客

キャバクラの内勤は、男性客に接客するのも仕事です。キャバ嬢が同伴してきた場合、通常はヘルプと呼ばれる別のキャバ嬢がお相手しますが、お店の状況的に難しい場合があります。そんなときは黒服が席についてお酒を作り、指名キャバ嬢が席に来るまで間を持たせる場合もあります。

会計作業・給料集計

キャバクラの内勤は会計や給料集計なども担当します。毎日の売り上げ管理や上層部への報告だけでなく、キャバ嬢や黒服たちへの給料を計算して明細を作るのも仕事の1つです。

ちなみに、金銭的な管理を任される内勤は正社員または店長クラスの役職者が多いです。

キャバクラの内勤は稼げる?雇用形態別に紹介

キャバクラの内勤は稼げる仕事なのか、雇用形態ごとに説明します。

  1. 正社員として働く場合
  2. キャバクラの内勤アルバイトをする場合

一般的な職業よりもキャバクラの内勤は稼げるか比較してみましょう。

正社員として働く場合

キャバクラの内勤として正社員雇用されている場合の月給は、25〜100万円程度です。

一般的なサラリーマンの月給が25〜35万円とすると、キャバクラの内勤の方が稼げる可能性があります。

正社員になって間もないときは25万円程度、店長クラスになれば100万円以上のお給料がもらえる店もあります。

また、銀座や六本木の高級店は内勤の給与も高く設定されており、総額40万円程度の設定になっているお店もあるので、かなり高給な仕事といえるでしょう。

キャバクラの内勤アルバイトをする場合

キャバクラの内勤にアルバイトとして雇用されている場合は、時給1,500円程度が平均的です。1日8時間働くとすると、日給12,000円の計算となります。一般的なアルバイトの時給が1,100円と考えると、通常のバイトよりも高時給です。

毎日出勤すれば月に20万円程度は稼げるので、割りの良いアルバイトとして人気があります。

黒服(ボーイ)バイトが大学生におすすめである3つの理由とメリット・デメリットを解説

キャバクラの内勤になるメリット

キャバクラの内勤になるメリットを4つ紹介します。

  1. 正社員登用あり!実力次第で昇給・昇格しやすい
  2. 人への気遣いや視野の広さを養える
  3. マネジメント能力がつく
  4. 遅い時間から仕事が始まるため副業にしやすい

後ほどキャバクラの内勤で働くデメリットも紹介するので、比較してみましょう。

正社員登用あり!実力次第で昇給・昇格しやすい

キャバクラの内勤になるメリットは、実力主義で昇給・昇格しやすいことです。一般企業は年功序列や会社の昇進・昇給基準が厳格に定められており、昇給しても年に1回が限界でしょう。

しかしキャバクラはある意味自由な昇給基準を定めており、実力があると認められれば入店1ヶ月で昇給する人もいます。

また、実力次第で2年ほどでキャバクラの店長に抜擢されるなど、キャリアを積みやすいのも魅力です。

人への気遣いや視野の広さを養える

キャバクラの内勤の仕事で身につくのは、人への気遣いや視野の広さです。キャバクラなどの水商売は究極の接客業といわれており、気を遣う能力がなければ上へ上がっていけません。お客様の顔と名前を1回で覚えたり、好みを把握するスキルは、他の仕事では身につけられないものです。

また、内勤のホール業務は視野を広く持って常に店内の状況を把握することが重要となります。たとえば、つけ回しをしながら清掃が必要な卓がないかチェックするなどのマルチタスクスキルも身につくでしょう。

マネジメント能力がつく

キャバクラの内勤はキャバ嬢の管理も担当するので、マネジメントスキルも上がります。それぞれのキャバ嬢の長所を活かしてやる気を出させて、売り上げを上げさせるのが仕事だからです。

人に寄り添ったアドバイスの仕方、話を聞いてあげるスキルなどがつくので、他の仕事についても活躍できるでしょう。

遅い時間から仕事が始まるため副業にしやすい

キャバクラは夜から始まる仕事のため、副業にしやすいのもメリットです。内勤のアルバイトなら開店時間の19時〜20時から仕事を始められます。そのため仕事や学校が終わってからでも通いやすく、副業として働いている人も多いです。

またシフトも比較的柔軟に対応できるお店が多いので、その点でもキャバクラの内勤は副業に向いています。

黒服 (ボーイ)バイトの副業はあり?バレるリスクと良い面・悪い面

キャバクラの内勤になるデメリット

キャバクラの内勤で働くメリットは多いですが、もちろんデメリットもあります。

  1. 水商売特有のルールを覚えなければならない
  2. 罰金制度があるお店もある
  3. 給料未払いや退店トラブルが多い店がある

具体的なデメリットを3つ紹介するので、黒服の仕事を考えている方は参考にしてください。

水商売特有のルールを覚えなければならない

キャバクラを含めた水商売の店には特有のルールがあります。風紀(キャバ嬢に手を出すこと)や罰金制度、特有の用語やハンドサインなど覚えることがたくさんあるので、最初は大変かもしれません。

黒服(ボーイ)の基本 キャバクラのハンドサインとポイント (画像付)

罰金制度があるお店もある

キャバクラには罰金制度がある店があり、遅刻や欠勤で5,000〜10,000円ほどペナルティを課される場合があります。

罰金なしのお店も増えているので、お店を探す場合は罰金がないお店を選ぶと良いでしょう。

給料未払いや退店トラブルが多い店がある

キャバクラの中にはずさんな営業をしており、給料未払いや退店トラブルがある店もあります。もちろん優良店はきちんと運営されていますが、お店選びに失敗すると給料がもらえない、辞めさせてもらえないこともあるので気をつけましょう。

辞めたいのに辞めさせてくれない!ボーイ(黒服)の退職方法

内勤として働きやすいキャバクラの選び方

内勤として働きやすいキャバクラの選び方の3つのポイントを紹介します。

  1. 知名度があり大手である
  2. キャバ嬢や黒服のレベルが高い
  3. 求人情報に福利厚生情報をきちんと掲載している

優良店の内勤になれば給料が良いだけでなく、スキルも身につきやすいので参考にしてください。

知名度があり大手である

キャバクラの内勤の仕事を探す際は、知名度があり大手のキャバクラを選びましょう。大手のキャバクラは給与未払い問題などとは無縁の経営をしており、また黒服の教育制度なども確立されています。

キャバ嬢や黒服のレベルが高い

キャバ嬢や黒服のレベルが高いお店は、内勤として働きやすいです。店の写真を見て有名なキャバ嬢がいたり、美人が多いお店を選びましょう。美女を集められるキャバクラは単価も高く、同時に黒服のレベルも高いです。

レベルの高い内勤から教育してもらうことで、内勤としてのスキルを身につけられます。

求人情報に福利厚生情報をきちんと掲載している

キャバクラの内勤の求人情報に、福利厚生が書かれているお店を選びましょう。大手で健全運営されているキャバクラ店は、福利厚生制度や休暇制度などを従業員に与えています。反対に運営が緩いお店は休暇が取れなかったり、福利厚生が全くないこともあるので注意してください。

まとめ

キャバクラの内勤は多くの仕事をこなす必要がありますが、その分身につくスキルもたくさんあります。特に目配りや視野の広さなど、将来何の仕事をするにしても役立つ能力を身につけられるのが魅力です。

またキャバクラの内勤はアルバイトでも時給1,500円以上と高時給で、副業としてもおすすめです。キャバクラの内勤をするなら、レベルの高い高級店を探してスキルアップしながら稼ぎましょう。

キャバクラの内勤として仕事をしたい方は、好待遇・高収入が期待できる高級クラブ「チックグループ」がおすすめです

この記事をシェアする
もくじ