キャバ嬢・キャストの採用・管理が上手くなるポイントとその極意

黒服 (ボーイ) の仕事その④ キャバ嬢・キャストの採用・管理の極意のアイキャッチ画像

「キャバ嬢の採用を任されたけれど、上手くできるか不安しかない」
「キャストの管理をちゃんとしろとよく言われるけれど、どう頑張ったら良いのかあまりわからない」

などで、お悩みではないでしょうか。

黒服(ボーイ)の仕事として採用や管理は重要ですが、ポイントを掴めないまま挑戦してもなかなか上手くいきません。

そこでこの記事では、キャスト採用の方法やコツ、キャスト管理の方法や成長してもらうためのコツなどをご紹介します。

もくじ

キャスト採用・求人の4つの手法

求人を見る男性

キャバクラを運営していくにあたって、キャスのト採用や求人は非常に重要です。

キャバ嬢の人数が足りていなかったり、質が低かったりすると、お客様はどんどん離れていってしまいます。

責任重大なキャスト採用・求人業務ですが、そもそものやり方がわからない方も多いのではないでしょうか。

闇雲に女性に声をかけても良い結果には繋がりません。

ここでキャバクラのキャストを集める4つの方法についてひとつずつ見ていきましょう。

求人サイト

まずご紹介するのは求人サイトに掲載する方法です。

「求人サイトに掲載するお金なんてない」とお考えになられる方もいらっしゃるでしょうが、実はIndeedのように無料で載せられるサイトもあります。

求人サイトを利用すればすぐに多くの女性に求人内容を知ってもらえるので、他の方法よりも即効性が高いです。

キャストを増やしたいのであれば、最初に取り掛かるべき方法だといえるでしょう。

ただし、無料の求人サイトだけでは十分に応募が得られない場合も考えられます。

そのような場合には、体入ドットコムやキャバキャバのようなナイトワーク専門の求人サイトを利用することも検討してください。

求人サイトによっては費用がかかりますが、求人の手間はグッと抑えられます。

TikTok、インスタなどのSNS

次にご紹介させていただくのは、TikTokやインスタグラムのようなSNSによる求人方法です。

近頃は多くの女性が日常的にSNSに触れているということもあって、求人の際にも活用されています。

このように、SNSを使って実際にスタッフを大切にしている様子を公開しておくことによって、応募するか悩んでいる女性にリアルな雰囲気を知ってもらうことができます。

また、面白いネタ動画を公開することで、アットホームな雰囲気を伝えることも可能です。

女性は「稼ぎたい」と考えているのはもちろんですが、それだけではありません。

「楽しく働きたい」
「キャストとして大事にされたい」

とも考えている女性が多いので、そういった内容も投稿していくのが良いです。

SNSは無料で取り組めるのでやっておきたいところですが、フォロワーが増えるまでは効果が薄いです。中長期的な視点でのキャスト採用には大きな効果を発揮するでしょう。

知り合いの紹介

実は、キャバクラのキャストを増やしたいなら、知り合いの紹介も有効です。

黒服・ボーイの身近にいる女性を誘うのも良いですが、何よりも重要なのはキャスト経由での紹介だと言えるでしょう。

キャバクラで働いている女性の周りには、キャバ嬢が多いケースが珍しくありません。

「お店を移りたいな」と考えている知人や友人がいたときに、自分のお店に連れてきてもらうことができたらキャスト採用の幅は広がります。

キャスト経由の紹介を増やすためには、すでに在籍している女性が新たなキャスト希望者を紹介してくれたときにインセンティブを支払うというような制度をあらかじめ整えておくのが良いでしょう。

SNSと同様に「今すぐたくさんのキャストを集めたい」という場合には効果が薄いですが、中長期で考えるとキャストの層を厚くするのに有効です。

スカウト

ナイトワークの求人方法では、スカウトによって集めるイメージが強い方も多いのではないでしょうか。しかし、スカウト行為は行うべきではありません

実はスカウトは条例や法律によって規制されており、逮捕されてしまう可能性があります。

具体的には各都道府県の迷惑防止条例や、職業安定法、組織犯罪処罰法などが対象となる条例・法律です。

たとえば東京都の迷惑防止条例では、「専ら異性に対する接待をして酒類を伴う飲食をさせる役務」について、公共の場所において不特定の人に対し​​勧誘することを禁じており、キャバクラのスカウト行為が当てはまります。

そして職業安定法63条では、キャバクラのスカウト行為を行うと1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金が規定されており、決して軽いものではありません。

他にもキャバクラでの売上が何らかの法律に違反する行為によって生まれたものだと解釈されると、組織犯罪処罰法で処罰されることも考えられます。

ちなみに、路上でのスカウト行為だけがNGなわけではない点にも注意が必要です。

TwitterやインスタグラムのようなSNSでのスカウト行為も禁じられています。

あくまでも求人情報を公開するのみにしておかなければ、予想外のトラブルに発展してしまうでしょう。

面接・体験入店時の3つのポイント

面接官をする人たち

求人を出して面接に来てもらっても、それだけでキャスト採用がバッチリとは言えません。

なぜなら、キャストに継続的に働いてもらわなければ意味がないからです。

最近はどのお店も人材不足に悩んでいますが、その背景には根本的な人口減だけではなくさまざまな理由があります。

たとえば、SNSでインフルエンサーを目指したり、パパ活で個人間で収入を得たり、キャバクラで働く以外にも高収入を目指しやすくなったのは原因のひとつでしょう。

したがって、自分のお店に面接や体験入店に来てくれたキャストには、長く働いてもらうことが必要です。

ここで面接や体験入店時に押さえておきたい3つのポイントをご紹介させていただきます。

面接・体験入店時に店長や黒服などスタッフの印象を良くする

1つ目のポイントは、面接や体験入店という初期の段階で店長や黒服などスタッフの印象を良くしておくことです。

人付き合いと同じでキャストに長く働いてもらうときも第一印象がとても重要となります。

印象を良くするには、以下のようなことに気を配りましょう。

  • 笑顔でお出迎えする
  • 良い姿勢で目を見てしっかり話す
  • 柔らかい態度で相手が話しやすい雰囲気を作る
  • 丁寧な言葉遣いでしっかりしたお店だとアピールする

せっかく良い女性が来てくれても、印象が悪いせいで在籍してもらえないことは珍しくありません。

キャストの定着率を高めるために、上に挙げたような内容は常に意識しておくと良いでしょう。

〈実際の体験談〉

家から近いってだけで選んだキャバクラだったけれど、店長も黒服も良い人ばかりで迷わず入店を決めた!

客数が多い日がベスト

2つ目はできるだけ客数が多い日に面接や体験入店を設定するということです。

お客様の数が少ないタイミングで女性が体験入店をすると、ネガティブな印象を持たれやすくなってしまいます。

たとえば

「このお店に入っても稼げなさそう」
「みんな元気がない気がする」

などと思われ、入店を躊躇われてしまう可能性が高いです。

女性がキャバクラで働く際に、客数が少ないイメージを持たれるのは避けなければなりません。

本入店に進んでもらい、モチベーション高く働いてもらうために、お客様が安定して入るような日に体験入店してもらいましょう。

〈実際の体験談〉

体験入店初日からいろんなお客さんの席につけて、シャンパンまで開けてもらえたから入店することにした!

研修・教育のサポートをしっかり行う

3つ目のポイントは、キャストの研修や教育といったサポートをしっかり行うことです。

キャバクラによっては、面接後の体験入店で急に客席につけられることもあります。

一方で、女性によっては

「急に接客は不安」
「何も研修がないお店なんて大丈夫かな?」

と心配する方も多いです。

キャスト希望者のこれまでのキャバクラ経験にもよりますが、ある程度の研修や教育を行ったほうが本入店してもらえる可能性は高まるでしょう。

とはいえ、急に研修や教育を丁寧に行うのは難しいです。

ベストなのは、日頃から入店時のマニュアルを作成して黒服・ボーイ間で共有しておき、教育係を立てて研修・教育について仕組み作りをしておくことです。

〈実際の体験談〉

キャバクラで働くのは初めてだったけれどしっかり研修してもらってからだったから安心して体験入店ができたし、そのまま本入店した!

管理・育成の際に押さえるべき2つのポイント

じっと立つ男性

キャバクラのキャストについては、面接や体験入店以外にも管理・育成といった視点も重要です。

管理や育成によってキャストの働きぶりや能力は大きく変わってきます。

黒服・ボーイの力次第で今よりももっともっと稼げるキャストがたくさんいるのです。

せっかくお店に入店してくれても、思うように働けなければキャストはお店を移ってしまいます。

そうならないためにも、キャストの管理や育成の際に押さえるべき2つのポイントを見ていきましょう。

キャストの働き方を把握し、目標設定を行う

1つ目に重要なのは、キャストそれぞれの働き方を把握して、適切な目標設定を行うことです。

働き方というのは、大きく分けて以下の3種類が挙げられます。

  • キャバクラ一本
  • 副業・掛け持ち
  • 学生のお小遣い稼ぎ

もちろんどの働き方でも「お金を稼ぎたい」という思いは変わりません。

しかし、働き方によってどのようにどれくらい稼ぎたいのかは変わってきます。

以下は働き方によっての黒服(ボーイ)が注意すべきポイントとサポートの仕方です。

スクロールできます
キャストの働き方注意点・サポートの仕方
キャバクラ一本のキャスト指名や売上を常に気にして数字と戦っており、自分なりの目標を持っていることが多いです。
サポートやねぎらいの姿勢を見せることが重要なので、
新規客をさりげなくつけてあげながら、目標達成に向けて支えていきましょう。
副業・掛け持ちのキャストシフトの自由度を意識しながら目標を考えることが大切です。
本業の疲れやストレスもあるので、適度に息抜きしながら叶えられる
ギリギリの目標設定を行って、体調に配慮しながら応援します。
学生のお小遣い稼ぎのキャスト     厳しい目標設定をするとすぐにお店を飛んでしまうかもしれません。
優しく応援しながら、お店の盛り上げ役になってもらいましょう。

キャストの性格ごとの付け回しについては、以下の記事を参考にしてみてください。

〈実際の体験談〉

今までは目標なく働いていたからずっとやめたかったけど、目標設定してからは働くモチベがすごく高くなった!

NGな声がけを避けて、関係性構築が最優先

2つ目に重要なのは、声がけの内容を考えることです。

キャストに言うべきではないNGな声がけを避けて、良い関係性を作っていけるように意識しましょう。

たとえば

「最近ちょっとずつ数字が落ちてますよね」
「今週はまだ1人もお客様を呼べてないけれど大丈夫?」

といった声掛けは、キャスト側からすると詰められているように感じて働く意欲がなくなってしまいます。

声がけで無理やり頑張らせるのではなく、自発的に頑張ってもらえるように意識してください。キャストの働き方や性格を考えながら、

「最近なにかあった?」
「なにかできることはない?」

というように助け舟を出す方向で応援するのがおすすめです。

たまにキャストと会話するのが売上や指名に関することばかりという黒服・ボーイもいますが、良くありません。

しっかり話を聞いてもらえるように、まずは良い関係性を構築できるように雑談も織り交ぜながら積極的にコミュニケーションをとりましょう。

〈実際の体験談〉

プライベートの愚痴も聞いてくれてお店の店長や黒服が仲間だと思えるようになってからは、みんなのためにも自分から積極的に営業電話をかけるようになった!

まとめ

キャストの求人・採用の際には気をつけるべきポイントを押さえておかなければ、なかなか思うようにキャスト数は増えません。

また、入店を決めてもらい、長く働いてもらうためにも面接や体験入店時のコツも押さえておきましょう。

管理・育成にも気を配ることによって、今よりも良いお店になっていくはずです。

一方で、一流のキャスト管理や採用スキルを手に入れて一流のボーイになるためには、一流の職場環境で働くことが最短ルートだといえます。

六本木や銀座のような都心のハイレベルなお店を選べば、環境が良く給与水準も高いのでおすすめです。
どこで働くか悩んだときは、スタッフの幸せまでしっかりと考えているチックグループのページをチェックしてみてください

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