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キャバクラの黒服(ボーイ)の仕事とは?業務内容・給料を徹底解説

黒服のアイキャッチ画像

「キャバクラの黒服(ボーイ)ってどんな仕事をするの?」
「給料はどのくらい?」
「怖い・きついイメージがあるけど実際はどうなの?」

キャバクラの黒服(ボーイ)として働きたい人の中には上記のような悩みを抱えている人も多いでしょう。

そこでこの記事では、キャバクラの黒服(ボーイ)の仕事内容や給料、良い面と悪い面を解説します。

黒服(ボーイ)に少しでも興味のある人はぜひ本記事を参考にしてください。

もくじ

キャバクラの一日の流れ : 開店前〜閉店後の業務内容とは

キャバクラの一日の流れは以下の通りです。

ここでは社員の場合を紹介します。

STEP
〈16時~18時頃に出勤〉

キャバクラの開店時間が大体18時〜19時なので、この時間に出勤します。

夜の仕事なので、他の仕事に比べて出勤時間は遅めです。

出勤したらタイムカードを切り、社員が全員集まったら軽くミーティングを行います。

また、開店までに以下のような開店準備を済ませます。

  • 店舗の清掃
  • ドリンクやフードの準備
  • おしぼりの補充など
STEP
〈19時~25時頃は営業時間〉

営業時間の少し前にキャストやアルバイトが出勤します。

営業中の主な仕事内容は以下の通りです。

  • ウェイター業務
  • 付け回し
  • トイレの清掃など

営業中は全体を見渡しながら責任感を持って行動し、お客様に質の高いサービスを提供しなければいけません。

STEP
〈25時頃に閉店、以降は閉店後の作業〉

25時頃にお店が閉店したらドライバーが女の子を送迎します。

お店にいる黒服(ボーイ)は以下の作業を行います。

  • 店舗清掃
  • ドリンクやフード、おしぼりなどの在庫チェック
  • 1日の売上やキャストの指名本数の確認など
STEP
帰宅

すべての作業が終わるのは大体2時〜4時になるでしょう。
正社員の場合、勤務時間は10時間を超えることも多いです。

【階級別】キャバクラの黒服(ボーイ)の仕事内容と給料

キャバクラの黒服(ボーイ)は主に下記の3つがあり、階級によって仕事内容と給料が違います。

  1. 店長
  2. 社員・マネージャー
  3. 新人・バイト

例えば、アルバイトは雑務がメインになりますが、店長になると人や売上、ノルマの管理が主な仕事です。

また、給料もアルバイトは時給1300円~1500円ほどですが、店長は40万円~60万円ほどになります。

ここでは、階級別に黒服(ボーイ)の仕事内容と給料を解説していきます。

階級給料
店長月給40万円~60万円
社員・マネージャー月給25万円〜45万円
新人・バイト時給1300円~1500円

キャバクラの黒服(ボーイ)の新人・アルバイトの主な業務内容と給料

新人やアルバイトは基本的に雑用がメインです。

キャバクラの黒服(ボーイ)の新人・アルバイトの業務内容は以下の通りです。

STEP
〈開店前〉

店舗の清掃やドリンク・フードの準備などを行います。

STEP
〈営業中〉

オーダーを取ったり、キャストのお酒作りの手伝いなど接客の仕事をします。

キッチンでフードの調理をすることもありますが、電子レンジで温める程度の簡単な作業です。

新人の場合は、初日からドリンクを運んだりはしません。

空いたグラスや使ったお皿を下げるなど、簡単な仕事から行うことが多いです。

STEP
〈閉店後〉

主に店舗の清掃を行います。

新人やアルバイトの時給は1,300円〜1,500円程度です。

夜遅い場合は深夜手当もつくので、他のアルバイトよりも圧倒的に稼ぎやすいです。

キャバクラの黒服(ボーイ)正社員・マネージャーの主な業務内容と給料

正社員・マネージャーの仕事は以下の通りです。

新人やアルバイトよりも雑務は少なく、ホール業務全般を担当します。

STEP
〈閉店前〉

主に店内の清掃やセッティングを行います。

新人アルバイトがいる場合は仕事を教えることもあるでしょう。

STEP
〈営業中〉

接客をしたり、キャストをお客様に割り振る付け回しを行います。

トラブルが発生したときの対応も正社員・マネージャーの仕事です。

簡単な調理を行うこともありますが、高級なお店の場合はキッチン業務専門のシェフを雇っていることが多いです。

STEP
〈営業後〉

主に店舗の清掃やドリンク・フードの在庫チェックなどを行います。

キャストの悩みを聞いたり、仕事に対するアドバイスをしたりなど、女の子のサポートも仕事の一つです。

また、基本的にキャバ嬢を自宅へ車で送り届ける仕事は、”送りドライバー”という専門の人材を雇っているケースが多いですが、店舗によっては黒服(ボーイ)が送りドライバーを担う場合もあります。

正社員・マネージャーの月給は25万円〜45万円ほどになります。

キャバクラの店長の主な業務内容と給料

キャバクラの店長の業務内容は以下の通りです。

STEP
〈開店前〉

営業までの空いた時間はキャスト・スタッフの面接やイベントの企画、スタッフの勤務調整などを行います。

人手が足りない場合は、店舗の清掃などの雑務を行うこともあります。

STEP
〈営業中〉

キャストの付け回しをしたり、フロア全体を見渡して困っているお客様やキャストがいないかチェックしたりするのが主な仕事です。

お店でトラブルが発生した時の対応も店長が率先して行います。

人手が足りない際は接客や雑用などを行うこともあるでしょう。

STEP
〈営業後〉

営業後はキャストやスタッフを集めてミーティングを行い、その日の反省点や今後の課題などを洗い出します。

売上やノルマを管理するのも店長の仕事です。

営業中に気になったキャストやスタッフは個別に呼び出して指導を行います。

店長は責任が大きい仕事なので、月給は40万円〜60万円と高めです。

お店によっては、月給70万円〜100万円ほどの給料になることもあります。

黒服(ボーイ)の仕事のやりがい・メリット

やる気のある黒服

「黒服(ボーイ)の仕事内容は意外と多くて大変そう」と思った人も多いでしょう。

しかし、黒服(ボーイ)の仕事にはやりがいやメリットもあります。

やりがい・メリット1 : 経営者やお金持ち相手の接客が身につく

1つ目のやりがい・メリットは経営者やお金持ちなど、社会的に地位の高い相手に対する接客術を身に付けられることです。

キャバクラは料金設定が高いので、ある程度お金を持っているお客様が来店します。

特に社会人経験のない大学生にとっては、経営者やお金持ちの人と接することができる数少ない仕事の一つと言えるでしょう。

黒服(ボーイ)は接客術が身に付けられるのはもちろん、普段関わる機会のない人とのコネクション作りにも最適です。

〈実際の体験談〉

黒服の仕事は正直なところ、女の子にモテるかなと思って始めました(笑)実際にやってみると、お金持ちの方と仲良くなって情報通になれるのが面白かったです。

中小企業の社長さんたちと関わる機会も多いので、起業をしたい人とかは何かのヒントを得られるかもしれません。

やりがい・メリット2 : 学歴不問!頑張るごとに給料・業務範囲が増える

2つ目のやりがい・メリットは頑張れば頑張るほど給料が上がっていくことです。

黒服(ボーイ)は特別な資格や学歴が必要な仕事ではありません。

地道に仕事をこなせば頑張りが認められ、店の経営にも携わることができます。

業務範囲が増えることに伴ってより給料を上げることが可能。

〈実際の体験談〉

飲食店で働いていたときにたまたまお店に来たキャバクラのオーナーに気に入られ、そのままスカウトされてボーイの仕事に就きました。

初めはアルバイトでしたが、今では店長まで上り詰めてバリバリ働いています。大変で忙しい仕事ですが、頑張るほど給料が上がるシステムが自分には向いてると思っています。

やりがい・メリット3 : コミュニケーション能力アップ

3つ目のやりがい・メリットはコミュニケーション能力を上げられることです。

黒服(ボーイ)はお客様はもちろん、キャストや他の黒服と話しながら調整することが多い仕事です。ですので、仕事をする中で自然とコミュニケーション能力が鍛えられます。

コミュニケーション能力はどんな仕事をするにも役立つスキルです。

仕事を辞めたとしても、黒服(ボーイ)の仕事で培ったコミュケーション能力は無駄にはならない。

〈実際の体験談〉

黒服は色々な立場の人と上手くやっていく必要があるので、やっていく中で自然とコミュケーション能力が上がっていきました。今は営業の仕事をやっていますが、黒服時代の経験が活きることも多いですよ。

大変なことも多かったですが、今ではやってよかったと思ってます。

やりがい・メリット4 : 女性にモテる・・・かも?

4つ目のやりがい・メリットは女性にモテる可能性があることです。

黒服(ボーイ)をやっていれば自然と女性に接する機会は増えます。その結果、女性と自信を持って話せるようになったり、女性の気持ちが分かるようになったりするでしょう。

「女性にモテたい!」というモチベーションで黒服(ボーイ)になるのも良いかもしれませんね。ただし、モテるかどうかは個人差があるので、絶対にモテるとは言い切れません。

また、キャストとの恋愛は禁止されているので注意しましょう。

女性に接する機会が増え、女性への対応力が上がる高まる。

〈実際の体験談1〉

キャバ嬢と仲良くなってワンチャンあるかも!みたいな淡い期待を持って黒服をやりました。でも結局プライベートでは誰とも仲良くなれず、性格もきつい人が多かったのでキャバ嬢への幻想は打ち砕かれました。

唯一黒服をやって良かった点は、臆することなく女性と話せるようになったことです。

〈実際の体験談2〉

黒服をやっていましたが、女性慣れはしないし全然モテなかったです。モテたいならバーの店員をやった方が良いと思います。

黒服 (ボーイ) の仕事の辛いこと・デメリット

疲れている黒服

黒服(ボーイ)の仕事はやりがい・メリットだけではありません。

ここでは、黒服(ボーイ)の仕事の辛いこと・デメリットを解説します。

辛いこと・デメリット1 : 社員以上は拘束時間が長い

1つ目の辛いこと・デメリットは社員以上の階級になると拘束時間が長くなることです。

黒服(ボーイ)の仕事は、アルバイトのうちは自分の好きな時間にシフトに入って勤務時間を調整できます。

しかし、社員になると業務量も増えてアルバイトのように気楽に働くことはできません。

お店によっては、10時間以上働くケースもある。

〈実際の体験談〉

当時フリーターをやっていたのですが、給料が良いと友達から聞いたので黒服のバイトを始めました。

バイトの時から結構忙しく、社員になった後の拘束時間の長さは桁違いにやばかったです。長い時は13時間くらい働くこともあったと思います。

辛いこと・デメリット2 : 責任感が重い

2つ目の辛いこと・デメリットは責任感が重いことです。

キャバクラは客単価が高いので、黒服(ボーイ)は業務内容に関わらず常に完璧が求められ、質の高いサービスの提供が必須です。

ゆるい職場で働きたいと思っている人にはおすすめできません。

〈実際の体験談〉

昔アルバイトでボーイをやっていましたが、とにかく仕事を完璧にこなすように言われてました。バイトだから適当でいいやという考えは通用しません。私は怒られるのが嫌になり、結構早い段階で辞めました。

辛いこと・デメリット3 : 体育会系のところもあり、理不尽な扱いを受ける場合も

3つ目の辛いこと・デメリットは体育会系の職場が多いことです。

特に、新人・アルバイトは雑用を頼まれたり、理不尽な対応をされることが多々あります。

先輩スタッフだけでなく、キャストの女の子にも気を使わなければいけません。

キャストと先輩の黒服(ボーイ)との板挟みになるケースも少なくない。

〈実際の体験談〉

以前から夜の仕事に興味があったので、知り合いの紹介で体験で入ってみました。でも1週間もしないうちに辞めました。

理由はキャストの女の子がめちゃくちゃ上から目線で命令してきて、それが嫌になったからです。礼儀正しい女の子ももちろんいるんですが、体感で10人に1人くらいしかいなかったです。

黒服 (ボーイ) として働く際に押さえておきたい心得

ここでは、黒服(ボーイ)として働く際に抑えておきたい心得を4つ紹介します。

ボーイ(黒服)として働く前にぜひ確認しておいてください。

ポイント1 : 挨拶は大きく、はっきりと

挨拶をするときは大きく、はっきりとすることを意識しましょう。

キャバクラの黒服(ボーイ)はお店の活気を出すために、とにかく大きな声で返事をすることを求められます。

小さくて弱々しい挨拶をしてしまうと、やる気がないと判断されてしまうかもしれません。

どんな仕事でも共通することですが、挨拶をしっかりするだけでその人の印象は良くなります。

特に、入りたてで仕事をなかなか覚えられないときは、挨拶だけでもしっかりするように心がけましょう。

ポイント2 : わからないことはすぐに質問 & メモを忘れず取る

メモの画像

わからないことがあったら、すぐに質問をしてメモを取るようにしましょう。

キャバクラの営業中はバタバタして先輩やマネージャーに質問をしている時間がないことも多いです。しかし、わからないことは「忙しい」と怒られたとしても質問することが大切です。

なぜなら、わからないことを放置して仕事をしていると、大きなミスにつながる可能性があるからです。

1回聞いたことは二度と聞かないように、即座にメモを取って何回も見返しましょう。

ポイント3 : 常に緊張感を持って、スピード重視

黒服の仕事は常に緊張感を持って素早く行動することが大切です。

営業中は仕事終わりのたくさんのお客様が来るので、やるべきことが山ほどあります。

「他の人が対応するだろう」と思わず、お店全体を見て自分から率先して仕事をしましょう。

ポイント4 : 店選びがとても重要

黒服(ボーイ)の仕事はお店選びがとても重要になります。

なぜなら、黒服(ボーイ)と言っても、お店によって労働環境や待遇、職場の雰囲気は全く違うからです。

例えば、六本木や銀座などの都心のお店は労働環境が良く、給与水準が高い傾向があります。

給料などを考えると都心に近いお店を選ぶ方が良いでしょう。

もし六本木・銀座で黒服(ボーイ)の仕事がしたいなら、チックグループがおすすめです。

黒服 (ボーイ)の仕事に関するよくある質問

ここでは、黒服(ボーイ)の仕事に関するよくある質問に答えます。

気になる点がある人はぜひ参考にしてください。

キャバ嬢との恋愛はできる?

キャバ嬢と黒服の恋愛は「風紀」と言われており、NGです。

違反した場合、例えば以下のような罰則があります。

  • 強制的に仕事を辞めさせられる
  • 50万円~100万円の罰金を支払う

可愛いキャストがいるからといって、絶対に恋愛関係にならないように気を付けましょう。

女性でも黒服はできる?

女性でも黒服になることは可能です。

女性の黒服は「ガール」と呼ばれ、最近では珍しくありません。

以下のように、Instagramで活躍しているガールもいます。

副業として黒服 (ボーイ)をするのはあり?

副業として黒服(ボーイ)の仕事をしている人もいます。

ただし、多くのシフトに入りすぎると体調を崩してしまう可能性があります。

お金を稼ぎたいからといって無理やりシフトを増やさないようにしましょう。

また、副業として働く場合は、お店側に”副業として仕事をすること”を事前に説明する必要があります。

ホストクラブやガールズバーにも黒服 (ボーイ)はいる?

ホストクラブの画像

ホストクラブやガールズバーにも黒服(ボーイ)はいます。ただし、キャバクラほど一般的ではありません。

黒服(ボーイ)と言ったら、基本的にはキャバクラの黒服(ボーイ)のことを指します。

まとめ

この記事では、キャバクラの黒服(ボーイ)の仕事の業務内容や給料、良い面と悪い面を解説しました。

黒服(ボーイ)の仕事は拘束時間が長かったり、責任感が重かったりなどのデメリットがあります。しかし、お金持ちの人と仲良くなれたり、給料が良かったりなど、メリットも大きい仕事です。

1日体験入社をやっているキャバクラも多いので、まずは体験で入ってみるのも良いでしょう。

黒服(ボーイ)になりたいと思っている人はぜひ本記事を参考にしてください。

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