世間の黒服はイケメンばかりというイメージがあり、顔面偏差値によっては採用されないと思っている方も多いでしょう。しかし実は、黒服はイケメンばかりというのはイメージであり、現実とは違います。
この記事では黒服は本当にイケメンばかりなのか、現役・元黒服の容姿をチェックした上で、黒服になるためにイケメン度よりも大事なことを紹介します。
最後に、イケメンでなくとも黒服はモテる職業であることも追記しているので、ぜひご覧ください。
黒服(ボーイ)のバイトは顔採用?イケメンかどうかよりも大切なこと
黒服は本当にイケメン?ビジュアルをチェック
キャバクラやクラブの黒服はイケメンが多いイメージがありますが、実はビジュアルが良い人だけが働いているわけではありません。
- 土井ちゃん
- 松下副社長
- とろサーモン久保田
- ニレンジャー林
顔出ししている現役の黒服、元黒服の芸能人をピックアップしたので、本当にイケメンばかりか確認しましょう。
土井ちゃん
土井ちゃんはエースグループのトップキャバ嬢『ひめか』さんの付き人として有名になった黒服です。
甘いマスクをしており、可愛い系のイケメンといえます。
松下副社長
『松下副社長』とは、土井ちゃんが務めるエースグループの副社長です。
ベテラン黒服でかなりの実力者としても知られています。ザ・イケメンではありませんが、話しやすい雰囲気を持った黒服さんです。
とろサーモン久保田
お笑い芸人の『とろサーモン久保田』さんも、実は風俗店の黒服として働いていました。
イケメンと呼ばれるルックスではありませんが、抜群のマイクパフォーマンスでお客様から愛されていたそうです。
二レンジャー林
二レンジャーさんですm(__)mまた打ち間違いです😭🙏💦林さんはチャーミングな良い方です🏁✨ pic.twitter.com/A6sTi6ifxf
— ORIE (@ORIE79104980) December 5, 2017
お笑い芸人『ニレンジャー林』さんは、実は2店舗のキャバクラを経営している店長です。
お笑い芸人としての知名度は低いですが、夜の街では有名なんだとか。ルックスはイケメンとは呼べませんが、優秀な黒服です。
黒服はイケメンじゃなくても働ける4つの理由
イケメンかどうかは、実は黒服に重要な要素ではない理由を4つ紹介します。
- 黒服はキャバ嬢を引き立てる黒子的な存在だから
- イケメンすぎない方が風紀の心配がないから
- キャバ嬢やお客様に対しての気遣いや立ち振る舞いが大切だから
- お客様からキャバ嬢との関係を疑われないから
黒服はキャバ嬢を引き立てる黒子的な存在だから
キャバクラの主役はあくまでキャバ嬢であり、黒服は黒子のような存在です。キャバ嬢として活躍するにはルックスが必要ですが、黒服は仕事ができるかどうかが問われます。
そのためイケメンでないと面接に受からないようなことはないので、安心してください。
イケメンすぎない方が風紀の心配がないから
雇うキャバクラ店舗としても、イケメンすぎないほうが余計なトラブルを避けられると考えます。
キャバクラには風紀という御法度があります。風紀とはキャバ嬢と黒服が付き合うことで、大事な商品であるキャバ嬢に手を出すのはNGです。
イケメン黒服が入店するとキャバ嬢と恋愛関係になってしまうことも多いので、お店側としては普通レベルの容姿の人の方が雇いやすいと考えます。
キャバ嬢やお客様に対しての気遣いや立ち振る舞いが大切だから
黒服に重要なのはルックスではなく、キャバ嬢やお客様に対していかに気が遣えるかが大切です。
店内を広く見回してアイスや灰皿を交換したり、オンリー(キャストがついておらず、一人になっている人のこと)のお客様のお話し相手になるなど、気遣いが最も重要な仕事だからです。
お客様からキャバ嬢との関係を疑われないから
イケメンすぎない黒服の方が、お客様から無用な嫉妬を買わないためお店としてもトラブルが起こりにくいと考えます。
あまりに黒服がイケメンだと、指名キャバ嬢と付き合っているのではないかと邪推するお客様もいるからです。フツメンであれば特に意識や嫉妬されることもありません。
黒服はイケメンかどうかより仕事ができるかが大事
いかにイケメンであっても、黒服として使えなければ意味がありません。黒服に対しての「仕事ができる」という評価について、詳しく説明します。
- 身だしなみや清潔感
- 店全体を見渡せる視野の広さ
- お客様に愛される愛嬌
- キャストのメンタルケアができる包容力
- お酒の強さ
- キャストを育成する能力
身だしなみや清潔感
黒服の身だしなみや清潔感も、仕事ができる要素の1つです。キャバクラは究極の接客業であり、黒服は絶対にお客様や商品であるキャバ嬢に対して不快感を与えてはいけません。
清潔感があり、身だしなみをしっかりしている黒服はお客様にもキャバ嬢にも好かれるため、仕事を円滑に進めやすいです。
店全体を見渡せる視野の広さ
キャバクラでは全ての卓を見回して、お客様が楽しんでいるか、テーブル上は清潔か、女性を回転させるタイミングや場内指名の有無などを確認しておかなければなりません。
目から同時に複数の情報を得て処理し、的確に行動の優先順位を決められる人でないと黒服は務まらないでしょう。視野が広くマルチタスク能力がある人が、仕事ができる黒服です。
お客様に愛される愛嬌
黒服はイケメンである必要はなく、親しみやすく愛嬌がある人の方が向いています。キャバクラに来るお客様の中には黒服と絡んだり、仲が良いことをステータスに感じる人もいるからです。
特にお金持ちの常連さんは黒服と仲良くしたがる人が多いので、お客様に愛される黒服の方が、お店としてはありがたいものです。
イケメンでなくても、年上の男性から好かれやすい人や男性から人気がある人は黒服に向いています。
キャストのメンタルケアができる包容力
キャバクラ嬢は接客だけでなくテーブルマナー、そしてプライベートの時間もお客様に使います。なかには色恋や枕を求めるようなお客様もおり、メンタルを削られることもしばしばあるものです。
そんな時に黒服は、キャバ嬢の話を聞いてアドバイスをしたり、気持ちを立て直す手伝いをすることもあります。また黒服としてキャリアが長くなると、担当のキャバ嬢を持ち管理する役目を任されることもあるでしょう。
黒服になれるかどうかは顔ではなく、女性に対して話を聞いて寄り添ってあげる能力、そしてメンタルを立て直してあげられるアドバイス力です。
お酒の強さ
キャバクラ店によりますが、お酒の強さが重視されるお店もあります。キャバ嬢のヘルプとして席につき、一緒にお酒を飲む機会があるからです。
もちろんお店によっては黒服は黒服業務のみを担当し、お酒を飲まなくて良いお店もあるので安心してください。
キャバ嬢のヘルプとしてお酒を飲む機会が多いお店では、顔よりもお酒が飲めるかどうかをみて黒服を採用していることもあります。
キャストを育成する能力
黒服はお店にいるキャバ嬢を管理し、売り上げを管理したり、売れるようアドバイスをする役割も担当します。いわばキャバ嬢のマネジメントです。
キャストの育成能力は顔よりもはるかに重要なもので、マネジメント経験がある場合は黒服の面接でも有利となります。
一人一人のキャバ嬢に寄り添い、長所を伸ばしていくようなスキルがあれば、イケメンでなくても黒服として出世できるでしょう。
【補足】黒服はイケメンじゃなくてもモテる
黒服にイケメンが多いというイメージがついたのは、黒服という職業がモテる職業だからでしょう。実は顔に関係なく、黒服をしている人はモテる傾向にあります。
- 接客業のため自然と身だしなみに気を使う
- 女性への気遣いが上手くなる
- キャバ嬢の相談に乗るなど頼りにされる
なぜ黒服が顔が良くなくてもモテるのかを解説します。
接客業のため自然と身だしなみに気を使う
黒服は接客業であるため、スーツや髪型などの身だしなみに気を使う必要があります。一般的なサラリーマンよりも見た目に気を使うので、女性から見ると魅力的に見えるのです。
そのため顔に関係なく、黒服をしている人はモテる傾向にあります。
女性への気遣いが上手くなる
黒服は男性客への接客はもちろんですが、商品であるキャバ嬢の管理も重要な役目です。そのため女性への接し方や気遣いが身につきます。
具体的には女性の話をただ聞いて寄り添ってあげる共感力、女性を褒めてやる気を出させるようなコミュニケーションが上手くなります。そのためプライベートでも女性への接し方が上手になり、モテる人が多いです。
キャバ嬢の相談に乗るなど頼りにされる
キャバ嬢と恋愛関係になるのは御法度ですが、黒服はキャバ嬢からかなりモテます。常に一緒に働いており、弱った時に助けてくれる黒服に恋心を抱くキャバ嬢は少なくありません。
キャバ嬢が病んだ時に相談に乗ったことをきっかけに、好かれるようなケースもかなり多いです。
黒服はキャバ嬢にとって頼りにできる異性であり、モテることは確かです。
まとめ
黒服はイケメンでなくてもなれる職業であり、顔よりもスキルが重視されます。広い視野で店内を見回す能力、男性客から好かれる能力、キャバ嬢のマネジメントスキルが重要です。そのためイケメンでなくとも、身だしなみをきちんとしていて仕事ができれば採用されます。
イケメンでないから黒服は無理と諦めていた方も、顔を気にしてキャリアを諦める必要はありません。むしろイケメンでない方が歓迎される場合もあるので、ぜひ容姿を気にせずに黒服の仕事に挑戦してみてください。
誠実さを前面に出して黒服として活躍したい方は、「チックグループ」のような老舗で格式高い高級クラブがおすすめです。