キャバクラのマイナス営業とは?黒服(ボーイ)が知るべき対策

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「マイナス営業って何?」
「マイナス営業のメリット・デメリットは?」
「マイナス営業にならないための対策を知りたい」

マイナス営業の状態を何もせずに放置していると、長期的に見てお客様が減ってしまう可能性があります。

そこでこの記事では、マイナス営業の詳しい意味やメリット・デメリット、マイナス営業にならないためにできる対策を紹介します。

マイナス営業について知りたい黒服はぜひ本記事を参考にしてください。

もくじ

マイナス営業とは?

ハテナの画像

マイナス営業とは、お客様の数に対してキャストが足りていない状態を指します

キャバクラは1人のお客様につき、1人のキャストがつく接客スタイルが基本です。

例えば、お客様が3人来店しているのに、キャストが2人しかつけられない場合はマイナス営業になります。

特に、マイナス営業になりやすいタイミングは以下の通りです。

  • 人気キャストのバースデーイベント
  • フリーの団体客が来る
  • 団体客が帰らない

接客担当のキャストが足りなくなると、お客様が放置される時間が多くなります。

そうなると、お客様の満足のいくサービスが提供できません。

なので、お店によっては入場制限をかけることもあります。

単純に在籍キャストが少ない場合は、求人サイトを利用してキャストを増やすのがおすすめです。

後で詳しく説明しますが、出勤キャストが少ない場合は、シフトを上手く調整することでマイナス営業になることを防げます。

マイナス営業のメリット

メリットと書かれてる積み木

マイナスの営業のメリットは、短期的な利益率が上がることです。

マイナス営業はお客様に対してキャストの数が足りていない状態です。

つまり、それだけお店が賑わっているということなので、当然売上も伸びます。

ただし、お客様からしたら十分なサービスを受けられないため、決して満足のいく状態ではありません。

マイナス営業を改善しないお店は、目の前の利益だけを重視すると思われてしまいます。

利益率が上がるからといってマイナス営業を続けていると、次に紹介するデメリットにつながってしまいます。

マイナス営業のデメリット

デメリットと書かれている積み木

マイナス営業のデメリットは、長期的に見るとお客様の数が減ってしまうことです。

お客様の数に対してキャストの数が足りていないので、当然お客様の満足度は下がります。

その結果、延長やお客様の再訪が少なくなり、売上やお客様の数が少なくなってしまうのです。

さらに、インターネットの口コミなどで悪い評判を書かれてしまうと、新規のお客様も少なくなってしまう危険性があります。

また、キャスト1人あたりの負担も多くなり、女の子側からも「忙しすぎる」と不満が上がる可能性があります。

もし複数のキャストが不満を募らせて一斉に辞めてしまうと、新しいキャストの採用に追われることになるでしょう。

〈実際の体験談〉

会社の忘年会でキャバクラにいったとき、忙しかったのか自分にだけキャバ嬢がつかなかったことがあります。たしかにバタバタしていて人数が足りてない感はありましたが、お金は払うのだからしっかり接客してほしいと思いました。あのキャバクラには二度と行きたくないですね。

マイナス営業は避けられない?できる3つの対策

3つの積み木

マイナス営業は短期的に見るとお店の売上が上がります。

しかし、長期的に見るとお客様が減っていく可能性があります。

そのため、マイナス営業になったときは早めの対処が必要です。

ここでは、マイナス営業にならないためにできる対策を3つ紹介します。

① 呼び込み、来店時にしっかり説明する

1つ目は呼び込み、来店時にお店が混んでいるとしっかり説明することです。

売上を上げるためには、たとえ混雑していたとしても「すぐに案内できます」と言いたくなる黒服も多いでしょう。

しかし、マイナス営業のままお客様をお店に入れてしまうと、お客様がサービスに不満を抱えたり、途中で不満が溜まって帰ってしまう可能性があります。

そういったお客様は二度と来店しなくなってしまいます。

マイナス営業中はしっかりと事情を説明し、お客様の満足度を下げることなく接することが大切です。

〈お客様の体験談〉

会社の帰りに友達とキャバクラに行ったら、『混雑していて今は入れない』と言われました。すぐに入りたかったのでそのときは少しイラっとしましたが、その後の対応がとても丁寧であまり気にならなくなりました。事前にお店が混んでいることを説明してくれると、こちらとしてもありがたいです。

〈お店側の体験談〉

お客様の数に対してキャストが足りない場合は、お客様に頭を下げて入場制限をしています。話すとすぐに帰ってしまうお客様もいますが、きちんと丁寧に説明しているのでクレームをもらうことはありません。丁寧な対応を心がけていると、またお店に来てくれることもあります。

② すぐに連絡できるキャストを想定しておく

2つ目はすぐに連絡できるキャストを想定しておくことです。

結局のところ、マイナス営業は人を呼べば解決します。

しかし、いきなり「キャストが足りないからお店に来てくれ」と黒服から言われても、めんどくさがられる可能性が高いです。

そのため、常日頃からキャストとコミュニケーションを取っておくことが大切になります。

日頃からキャストと仲良くしておけば、いざというときにお願いしても断られない関係を作ることができます。

〈キャストの体験談〉

家で休んでいるときに、急に『キャストが足りないからお店に来てほしい』と言われた経験があります。正直行くのは面倒だなと思いました。しかし、頼まれた黒服には色々助けてもらったり、仕事についての相談にも乗ってもらったりしていたので、仕方なくシフトに入りました。

〈お店側の体験談〉

マイナス営業になったときに、その日のシフトには入っていなかったキャストに急遽入ってもらったことがあります。難しいかと思いましたが、日頃から仲良くしていたのですんなり入ってくれました。本当に仲良くしておいて良かったと思います。

③ 来店予測の精度を上げる

3つ目の対策は来店予測の精度を上げることです。

急なフリーの団体客を予測することは簡単ではありません。

しかし、イベントがあるときや忙しくなる時期はある程度予測できます。

具体的にキャバクラで忙しくなる日や時期は以下の通りです。

  • 給料日
  • 翌日の仕事が休みの金曜日と土曜日
  • 11月、12月の忘年会が始まる時期

もちろんお店ごとに忙しくなる時期に多少の違いはあるでしょう。

あらかじめマイナス営業になりそうな日を予測し、それに伴い人員の増加を行ってください。

まとめ

この記事では、マイナス営業の詳しい意味やメリット・デメリット、マイナス営業にならないためにできる対策を紹介しました。

マイナス営業とは、お客様の数に対してキャストが足りていない状態です。

この状態が続くと、長期的に見てお客様が減る可能性があります。

そのため、マイナス営業はできるだけ早めに対策する必要があります

マイナス営業にならないために、具体的にできる対策は以下の通りです。

・呼び込み、来店時にしっかり説明する
・すぐに連絡できるキャストを想定しておく
・来店予測の精度を上げる

マネージャーや店長になり、お店の経営に関する仕事を任されると、マイナス営業に関する知識が役立ちます。そのため、黒服のうちからマイナス営業に対する理解を深めておきましょう。

今働いているお店でマイナス営業が続いている場合、徐々に客足が遠のく可能性が高いです。

そういったお店で働くことに不安を感じるならば、他のお店で働くことを検討しましょう。

特に、黒服として実力を上げてより稼ぎたいなら、客層と職場環境が良い六本木や銀座など都心のお店を選ぶのが良いです。中でもおすすめなのは、ハイクラスのお客様が多いチックグループです

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