「送迎ドライバーってどんな仕事をするの?」
「送りドライバーに必要なものってある?」
「仕事をする上で注意することは?」
キャバクラの送迎・送りドライバーをしようと思っている人の中には、上記のような疑問を持っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、キャバクラの送迎・送りドライバーの特徴や必要なもの、仕事をする上での注意点を解説します。
ドライバーを始めようか迷っている人はぜひ参考にしてください。
一般的なキャバクラでは、送迎・送りドライバーを別で雇うことが多いです。
しかし、小さなお店またはドライバーがシフトに入れない場合は、黒服(ボーイ)がドライバーを担当することもあります。
なので、たとえ黒服(ボーイ)であっても、ドライバーの仕事についてある程度理解をしておきましょう。
キャバ嬢の送迎・送りドライバーの仕事とは?3つの特徴
送迎・送りドライバーとは、仕事終わりのキャバ嬢を自宅や目的地まで送り届ける仕事です。
キャバクラの仕事は基本的に0時頃に終わるので、終電がなくなり家に帰る手段がなくなってしまう女の子もいます。
当然お酒を飲んでいることも多いので、女の子は自分で車や自転車を運転して帰ることもできません。
そんなキャバ嬢を家まで安全に送り届けるのが送迎・送りドライバーの仕事というわけです。
車の運転がメインの仕事内容になるので、運転が好きな人には向いています。
ここでは、キャバ嬢の送迎・送りドライバーの仕事の特徴を3つ解説します。
「ドライバーの仕事について興味はあるけどあまりよくわかっていない」という人はぜひ参考にしてください。
勤務時間は0時〜3時ごろまで
キャバクラが終わるころにお店の裏口付近に車を止め、キャストが来たら仕事が始まります。
勤務時間は基本的に0時〜3時ごろまでです。
ただし、送り届けるキャストの住んでいる場所によって勤務時間は前後します。
日によって動きが異なるということを頭に入れておきましょう。
キャバ嬢の送迎・送りドライバーは昼間の仕事と勤務時間がかぶりません。
日給5000円〜7000円程度、あくまで副業で
送迎・送りドライバーは基本的に日給での支払いがメインで、日給は5000円~7000円程度です。
仕事は2時間~3時間で終わるので、稼働時間の割にもらえる金額は大きいです。
ただし、夜しか仕事がないので1回の稼ぎはどうしても少なくなってしまいます。
そのため、あくまで短時間の副業としてやる人が多いです。
水商売系の副業に関しては、以下の記事を参考にしてください。
ガソリン代や高速代は基本的に自腹
キャストを送迎する上でかかるガソリン代や高速代は基本的に自腹になります。
ただしガソリン代を払ったとしても、時給換算すると他のバイトよりも割が良いです。
また、お店によってはガソリン代を負担してくれる場合もあります。
キャバクラの送迎・送りドライバーに必要なもの
送迎・送りドライバーは日給が高く、夜の短時間で働けるので、副業としても人気が高い仕事です。
魅力的な仕事のように思えますが、誰でもできる仕事ではありません。
ここでは、キャバクラの送迎・送りドライバーに必要なものを2つ解説します。
送迎・送りドライバーの仕事を始めようと思っている人はぜひ確認しておいてください。
普通の運転免許証
車を運転する仕事なので、当然のことながら運転免許が必要です。
特に、5年以上の無事故・無違反を示す「ゴールド免許」を持っていると、安全運転ができると判断できるため面接でも有利になります。
ゴールド免許を持っている場合は、面接の際に積極的にアピールしましょう。
車なしはきつい?自分の車を持っていること、できれば大きめの車
店にもよりますが、ほとんどの場合は自分の車の持ち込みが必要になります。
基本的に1回の送迎でキャストを複数人乗せるので、大型の車を持っている場合は面接で有利になるでしょう。
逆に、軽自動車など小さい車しか持っていない場合は採用されないこともあります。
できるキャバクラの送迎・送りドライバー4つのポイント
せっかく送迎・送りドライバーをやるなら、周りからできるドライバーと思われたいですよね。
そこでここでは、できるキャバクラの送迎・送りドライバーのポイントを4つ解説します。
仕事をスムーズにこなしてキャストや他の黒服から信頼されたい人はぜひ参考にしてください。
安全運転を心がける、道に迷う・ゆっくり走るのはNG
当たり前ですが、運転中は安全運転を心がけましょう。
特に、急発進や急ブレーキはしないでください。
酒を飲みすぎたキャストが戻してしまったり、事故が起こったりする原因になってしまいます。
道に迷ったり、ゆっくり走ったりするのはNGです。
なぜなら、キャバ嬢をイライラさせてしまう可能性があるからです。
仕事終わりのキャバ嬢はお酒を飲んで短気になっています。
ドライバーの運転に不満があるとお店に報告される可能性もあるので、安全運転しつつもスムーズにキャストを送り届けましょう。
一度送迎したキャストの家もしっかりと覚えておいてくださいね。
また、キャストを送迎する順番も大切です。
例えば、先輩のキャバ嬢よりも後輩を先に家に送り届けてしまうと、先輩の機嫌が悪くなってしまう可能性があります。
複数人を送迎するときは、なるべく先輩を後回しにしないように気を付けましょう。
道がわからずにもたついていたら、ナンバーワンキャバ嬢にキレられた経験があります。その後は気まずい雰囲気になって最悪でした。
キャバ嬢との会話は基本NG。話しかけられたら最低限の返事で
キャバ嬢との会話は挨拶程度にしておきましょう。
なぜなら、下手に話しかけるとキャストからうざがられてしまい、店に報告されてクビになる可能性があるからです。
仕事で疲れた後に、ドライバーと積極的に話したいと思っている女の子はほとんどいません。
大体のキャストはドライバーそっちのけでスマホをいじっているか、疲れて寝ています。
もし話しかけられたとしても、必要最低限の会話で済ませましょう。
しかし何度も送迎を続けていると、信頼関係ができてきてキャストから話しかけてくれることもあります。
ドライバーを始めたての頃、自分からキャストに話しかけたら舌打ちをされて無視されたことがあります。その後、舌打ちをされた女の子の送迎を任されることはなくなりました。
最初の頃は女の子から話しかけられることは全くなかったです。でも何回も送っていると、信頼してもらえたのか話しかけてくる女の子もいました。ただし、キャストから口説かれるなんて絶対にないので期待しない方がいいですよ。
キャストに車内を汚される可能性も?予め準備を万全に
キャストの中には、車内で以下のような行為をする女の子も多いです。
- タバコを吸う
- ご飯や飲み物を飲んでこぼす
- 泥酔して吐き戻してしまう
送り・送迎ドライバーをする上で車は絶対に必要なので、使えなくなってしまうと困ります。
消臭スプレーや吐き戻す時のビニール袋の準備したり、車内が汚れてもいいようにシートにカバーをしたりなど、最悪の事態への対策をしておきましょう。
車内を清潔に保つことはキャストからの信頼を得ることにもつながります。
キャバ嬢が車内でタバコを吸ったり、お酒を飲んだりなんてことは日常茶飯事です。酔った女の子が車内でリバースしたことも2回ほどあります。カバーをしていたから車自体は汚れませんでしたが、そのあとの片付けは地獄でしたよ。
実はイレギュラー対応が多い!逐一お店に確認を
送り・送迎ドライバーの仕事は当初の予定にはないイレギュラーな対応を迫られることも多いです。
例えば、キャストの希望でいきなり行き先を変更されることもあります。
自分で判断できるような細かいこと以外はその都度お店に確認・相談しましょう。
その場では怒られるかもしれませんが、確認・相談してクビになることはまずありません。
特に仕事を始めたばかりのころは、後々のために小さなことでもお店に確認する方が良いでしょう。
自宅に向かっていたのに、彼氏に呼び出されたのか急に行先を変更してくれと頼まれたことがありました。他のキャストと合わせて送迎のスケジュールを組んでいたので断ると、「いいからうちの言った通りにしろよ!」と怒鳴られました。結局、別のドライバーがちょうどその女の子の行きたい方面に走っていたので、途中で乗り換えさせました。
まとめ
この記事では、キャバクラの送迎・送りドライバーの仕事の特徴や必要なもの、仕事をする上でのポイントを解説しました。
キャバクラの送迎・送りドライバーは稼働時間の割に給料が高いので、副業としても人気の仕事です。
普通自動車免許と大きめの車さえ持っていれば誰でもできます。
送迎・送りドライバーをして収入を増やしたいと思っている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
キャバ嬢の送迎・送りドライバーは働く職場環境によって扱いが大きく異なります。
基本的に、六本木や銀座などの都心のお店の方が労働環境が良く、給与水準が高いです。
もしどこで働こうか迷っているなら、六本木・銀座にお店を構えているチックグループがおすすめです。