「ボーイはやめとけって言われるのは何で?」
「やばいキャバクラってどんな特徴があるの?」
「結局、どういうお店で働くのがいいの?」
黒服として働こうと思っている人の中には、上記のような疑問を持っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、ボーイがやめとけと言われる理由や避けるべきお店の特徴、どういうお店で働けばいいのかを解説します。
黒服の仕事に興味がある人はぜひ参考にしてください。
同じキャバクラとはいっても、働くお店によって職場環境は全く違います。
そのため、お店選びはとても重要です。
優良なお店の特徴は記事の後半で詳しく解説しています。
「ボーイはやめとけ」と言われる主な理由10選

ここでは、「ボーイはやめとけ」と言われる主な理由を10個解説します。
なぜやめとけと言われるか知りたい人はぜひ参考にしてください。
黒服のバイトは怖いか不安な方は、以下の記事を参考にしてください。

拘束時間が長い
1つ目は拘束時間が長いことです。
黒服は以下のような仕事内容で、大体8時間から10時間くらい働きます。
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 出勤から営業開始まで(16時~18時頃に出勤) | ・全体ミーティング ・店舗の清掃 ・ドリンクやフードの準備 ・おしぼりの補充 |
| 営業中(19時~25時頃) | ・ウェイター業務 ・付け回し ・トイレの清掃など |
| 閉店後(帰宅は2時~4時頃) | ・店舗清掃 ・ドリンクやフード、おしぼりなどの在庫チェック ・1日の売上やキャストの指名本数の確認など |
もちろん、バイトや正社員、店長といった役職ごとに仕事内容は変わります。
黒服の仕事内容について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

初出勤の場合でも、仕事の流れが大きく変わることはありません。
ただし、最初のうちは先輩に教えてもらいながら仕事を覚えていくことになります。
また、バイトの場合は付け回しやキャストの指名本数の確認などの重要な仕事は任されません。
そういった仕事は正社員や店長が行います。
黒服バイトの初出勤の仕事の流れを詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

お金が稼げると聞いて黒服の仕事をやったことがありますが、自分は拘束時間の長さがきつくて3ヵ月くらいで辞めてしまいました。バイトでしたけど、たぶん1日12時間くらい働いていたこともあると思います。
実際に思ったより稼げない
2つ目の理由は思ったより稼げないことです。
キャバクラの中には、売上の悪いお店もあります。
そういったお店で働いてしまうと、「シフトに入れなくてお金が稼げない」といったことも珍しくありません。
悪質なお店の場合、実際に働いている時間よりも少ない給料しか貰えないこともあります。
そのため、お店選びはとても大事です。
大学生の頃、少しだけキャバクラの黒服のバイトをやったことがあります。黒服のバイトは稼げると聞いていましたが、そのキャバクラは全然売上がないお店で、なかなかシフトに入れませんでした。なので、結局そのお店は辞めて、塾講師のバイトをすることにしました。
体育会系のノリが辛い
3つ目は体育会系のノリが辛いことです。
具体的には、以下のような体育会系のノリがあります。
- 飲み会が多い
- 一発芸をやらされる
- 飲酒を強要される
上記のようなノリは、学生時代に部活をやっていない人にはかなりきついかもしれません。
大学の先輩に誘われて、黒服のバイトをやりました。でも体育会系のノリがきつくて、結局半年くらいで辞めてしまいました。自分はお酒が飲めないと言ったのに、飲み会でお酒を飲めと言われるのが特にきつかったです。
黒服バイトでは、体育会系のノリ以外にも辛いことがあります。
他にどんな辛いことがあるか詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

トラブル対応が多く精神的に疲れやすい
4つ目の理由は、トラブル対応が非常に多いという点です。
夜の業界では、酔ったお客様同士の小さな口論や、ちょっとした誤解からクレームに発展することも珍しくありません。
その度に、黒服が間に入り、場を落ち着かせる役割を担う必要があります。
状況判断を誤るとお店の評価にもつながるため、いつでも冷静さと気配りが求められます。
とくに混雑時はトラブルが重なりやすく、精神的な負担が大きくなりがちです。
慣れるまでは「帰るころにはぐったりしてしまう」と感じる人も多く、向き不向きがはっきり分かれるポイントと言えます。
キャスト管理の負担が大きい
5つ目の理由は、キャストの管理業務が想像以上に大変なことです。
キャストの相談対応や席移動の指示、体調不良のフォローなど、黒服は裏方のマネジメントも兼ねています。
特に、キャスト同士の人間関係が複雑な店舗では、調整力やコミュニケーション力が強く求められます。
また、キャストのモチベーションを保つための声かけやサポートも必要で、気疲れしやすい環境です。
表からは見えない“感情労働”が、大きな負担になることもあります。
働くうちに、「ここまで気を使う仕事だとは思わなかった」と驚く人は少なくありません。
休みが取りにくい
6つ目の理由は、希望通りの休みが取りにくい点です。
キャバクラやラウンジでは、週末や大型連休にお客様が集中するため、一般的なサービス業以上に休みにくい傾向があります。
友人や家族と予定を合わせづらく、私生活とのバランスが崩れやすいのが現実です。
また、急な人員不足が起きた場合、シフトに追加で入らなければならないこともあります。
「休めても結局ゆっくりできない」という声も多く、長く続けにくい理由のひとつです。
プライベートを重視したい人にとっては、大きなストレスになりやすいでしょう。
昼夜逆転で体調を崩しやすい
7つ目の理由は、昼夜逆転の生活になりやすく、体調を崩しやすい点です。
深夜営業が基本のため、帰宅する頃には空が明るくなっている…という生活が当たり前になります。
生活リズムが乱れると、睡眠の質が落ち、慢性的に疲れを感じやすくなります。
特に、昼間に学校や別の仕事がある人は、睡眠不足が続きやすく、体調を崩してしまう人も珍しくありません。
体力に自信がある人でも、長期間続けると負担が蓄積しやすい働き方です。
年齢が上がるほど無理がきかなくなるため、長期勤務には注意が必要です。
お酒を飲まなくても酒席の空気に疲れやすい
8つ目の理由は、お酒を飲まない場合でも、酒席特有の空気に疲れてしまう点です。
黒服自身は飲酒を強制されるわけではありませんが、酔ったお客様に囲まれて働くため、場の空気に合わせるだけでも大きなストレスになります。
また、酔っている方への対応は予測がつきにくく、丁寧な接客が必要な場面も多々あります。
常に“場の空気を壊さないように動く”必要があり、それだけで消耗してしまう人もいます。
接待ムードが苦手な人には、特に負担の大きいポイントです。
昇給・昇格の基準が不透明な店も多い
9つ目の理由は、昇給や昇格の基準が店舗によって曖昧な場合があることです。
頑張って働いても、どの部分が評価されるのか分かりにくく、給与に反映されづらいケースもあります。
モチベーションを維持しにくいと感じる人も多いです。
また、店ごとに給与体系が大きく異なるため、入店前のイメージとギャップが生まれやすい点もあります。
「思ったほどキャリアが積めない」と悩む理由の一つになっています。
長期的に働くことを考えると、この点は特に確認が必要でしょう。
将来につながりにくいと感じる人が多い
10個目の理由は、「この仕事が将来につながらない」と感じやすい点です。
黒服の仕事は、その場での判断力や接客力など、多くのスキルが必要です。
ただ、その経験が別業種へ直接つながるかというと、イメージしづらいという声が多くあります。
特に夜職は特殊な環境であるため、他業界に転職する際に評価が伝わりにくいと感じる人も少なくありません。
「長く続けた先のキャリアが想像しにくい」という不安が、辞めたほうがいいと言われる一因になっています。
短期的には働きやすくても、将来を見据えたときに不安が残りやすい仕事と言えるでしょう。
こういう店はやばい!避けるべきキャバクラの特徴4つ

初めにも言いましたが、同じキャバクラでも働くお店によって職場環境は大きく変わります。
そのため、お店選びは非常に重要です。
例えば、
- 面接の連絡をした際の対応が雑
- 面接で説明された給与体系が明確ではなかったりする
場合はやばいキャバクラの可能性が高いです。
ここでは、働くのを避けるべきキャバクラの特徴を4つ解説します。
1. 路上でスカウト・キャッチをしている
1つ目は路上でスカウトやキャッチをしていることです。
客引き・路上スカウトは風営法で禁止されています。
そんな禁止行為を平気でしているようなキャバクラは、働いている人を大切にしないお店の可能性が高いです。
求人サイトで仕事を探すのが面倒だったので、Twitterでゆるく募集しているキャバクラの黒服の仕事に応募しました。従業員はみんないい人そうな人ばかりでしたが、店長が結構やばくて人が来ないときは違法な客引きをさせられたこともあります。結局そのお店は辞め、求人サイトできちんとしたバイトを見つけて今はファミレスのバイトをしています。
2. ネットでお店情報がない
2つ目はネットでお店の情報が出てこないことです。
優良なキャバクラの場合、ホームページを作っていたり、求人サイトに掲載したりしています。
しかし、やばいお店はコストを抑えたり、悪い評判が書かれたりしないように、情報を出していないことが多いです。
基本的に情報が一切出てこないお店は怪しいキャバクラと考えましょう。
ただし、昔からある老舗のキャバクラはウェブサイトを持っていないこともあります。
そういったお店の場合は特に問題はありません。
インスタで黒服募集の投稿を見つけ、良さそうなお店なので面接に行ったことがあります。実際に面接に行ってると、お店の雰囲気は暗いしなんか怪しい雰囲気の場所にあったので、帰ってからネットで検索してみるとウェブサイトはありませんでした。自分の直感で『なんか働くのは危ないかも』と思ったので、そのお店で働くことはやめました。
3. 他と比べて、異常に高時給・高待遇
3つ目は他と比べて、異常に高時給・高待遇なことです。
規模の大きい店舗やグループ経営店舗、有名店舗の場合、高時給・高待遇でもおかしくはありません。
しかし、そういったお店以外でやたらと「時給と待遇がいい!」と謳っているお店は怪しいお店の可能性が高いです。
実際に入店すると、掲載している給料以下で働かされることもあります。
そのため、黒服として働く際は同じエリアの他の店舗と比較して高すぎないかを確認しましょう。
東京主要エリアの時給は以下の通りです。
他のエリアの時給の目安を知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

SNSで高時給という謳い文句に釣られて、自分が住んでいる場所の近くのキャバクラで働きました。SNSでは『時給2000円!』と書いてあったのに、実際に働いて見たら時給は1500円くらいしかありました。しかもめっちゃ働かされてきつかったので、1ヵ月半くらいでそのお店は辞めました。
4. お店にお客さんが入っていなさそう
4つ目はお店にお客様が入っていなさそうなことです。
お客様が入っていないということは売上が悪いということになります。
そういったお店で働くとシフトをカットされたり、働いている時間をごまかされたりする可能性があります。
お客様が入っていないお店の特徴は以下の通りです。
- 立地が悪い
- 外観や内装が汚い
- 黒服やキャストの接客態度が悪い
上記のような特徴を持っているお店で働くのは避けましょう。
自分が大学生のときに働いていたお店は、お客さんが全然入ってなかったです。たぶんサービスの割りに料金が高かったからだと思います。シフトにも入れてもらえないことが多かったので、結局半年くらいで辞めました。
こういうお店がおすすめ!優良キャバクラ選びのポイント

ここでは、優良なキャバクラを選ぶポイントを2つ紹介します。
安心して黒服の仕事をしたいなら、これから紹介する特徴を持ったお店で働きましょう。
1. グループ店・系列店
1つ目のポイントはグループ店・系列店であることです。
グループ店・系列店は以下のような福利厚生が確立されていることが多いです。
- 厚生年金保険
- 健康保険
- 雇用保険
- 労災保険
- 住宅手当
- 交通費の支給
- 無料の食事など
福利厚生が充実しているキャバクラは「従業員を大切にしているお店」と判断できます。
優良なキャバクラで働きたいなら、福利厚生が充実しているかに注目しましょう。
また、グループ経営しているキャバクラは、売上も安定して出ているお店がほとんどです。
そのため、シフトに入れないということもありません。
自分の働いていたお店は有名なグループ店だったので、バイトでしたがかなり福利厚生が充実してました。不動産屋と提携していたので、アルバイトでも綺麗な物件に安く住めたのは助かりました。働くキャバクラを選ぶときは、福利厚生を重視して決めるのもアリだと思います。
2. 営業歴が長い・老舗
2つ目のポイントは営業歴が長いまたは老舗のお店であることです。
長く営業しているお店ということは、売上が安定しているということになります。
そういったお店はまともなお店である可能性が高いです。
ただし、長く営業していたとしても、頻繁に名前を変えているお店は怪しいので働かないようにしましょう。
私が働いているキャバクラは20年以上も前から営業していて、お客様からとても信頼されています。ネットでも悪い噂はほとんどありません。給料も高いので、このお店で働いて本当に良かったと思っています。
優良キャバクラの黒服バイトに受かるためのコツは、こちらの記事を参考にしてください。


まとめ
この記事では、ボーイがやめとけと言われる理由や避けるべきお店の特徴、どういうお店で働けばいいのかを解説しました。
同じキャバクラでも、働くお店によって職場環境は大きく変わります。
そのため、お店選びはとても重要です。
避けるべきキャバクラの特徴と優良なキャバクラの特徴は以下の通りです。
| 避けるべきキャバクラの特徴 | 優良なキャバクラの特徴 |
|---|---|
| ・路上でスカウト、キャッチをしている ・ネットでお店の情報がない ・他と比べて異常に高待遇、高時給 ・お店にお客さんが入ってなさそう | ・グループ、系列店である ・営業歴が長い、老舗である |
働くなら、優良なキャバクラの特徴があるお店で働きましょう。
黒服としての実力を上げて稼ぐなら、来店する客層と職場環境が良い六本木や銀座など都心のお店で働くのがオススメです。中でもイチオシなのは、一流のお客様が多いチックグループです。


