黒服(ボーイ)バイトが大学生におすすめである3つの理由とメリット・デメリットを解説

大学生に黒服バイトをすすめる3つの魅力のアイキャッチ画像

大学生の中には、黒服(ボーイ)のバイトをしたいと思っている人もいるでしょう。

大学生の黒服バイトは魅力的なポイントが多く、学業と両立しながらしっかり稼げるアルバイトとして注目されています。

  • 稼げる
  • モテる
  • 人脈が広がる

この記事では、黒服バイトのメリット・デメリットから時給の相場、事前に準備しておくものや知っておくと良いマナーまでを詳しく解説します。

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もくじ

大学生に黒服バイトがおすすめな3つの理由

黒服バイトは、ただの裏方ではなく、ナイトワーク業界を支える重要な存在です。

体力や礼儀、スピード感なども求められますが、それに見合った報酬や成長のチャンスがあります。

  • 時給相場が高く効率よく稼げるため
  • 社会人マナーやコミュニケーション能力を磨けるため
  • 夜間勤務が中心で大学生活と両立しやすいため

まずは、大学生に黒服バイトがおすすめの理由3つについて、詳しく解説します。

時給相場が高く効率よく稼げるため

黒服バイト最大の魅力は、高時給であることです。

一般的な飲食店バイトは時給1,000〜1,300円前後が相場ですが、黒服バイトであれば時給1,500〜2,500円以上も可能です。

繁華街の高級店や人気店になれば、時給3,000円以上になることも珍しくありません。

バイト種別時給相場
飲食店(昼間)1,100円前後
コンビニ1,000円前後
居酒屋1,200円前後
黒服(ボーイ)1,800〜2,500円前後

短時間の勤務でもしっかり稼げるため、「週3日出勤でも家賃を払える」「1日働くだけで1週間分の食費をまかなえる」など効率的な働き方を目指せます。

社会人マナーやコミュニケーション能力を磨けるため

黒服バイトでは、お客様対応やキャスト・スタッフとの連携が欠かせません。

そのなかで、自然と社会人マナーや敬語の使い方、身だしなみや立ち振る舞いを身につけられることも黒服の仕事の魅力です。

  • 上司やお客様への丁寧な言葉遣い
  • テキパキとした行動
  • 気配りや同僚との連携スキル
  • 問題が起きた際の柔軟な対応力

黒服バイトで身に付く以上のスキルは、就活や将来の働き方にも役立つスキルです。

「ただ稼ぐだけ」でなく「自分自身を磨ける」点でも、黒服バイトはメリットの多い仕事だといえるでしょう。

実際に、黒服経験者には営業職やサービス業で活躍する方も多く、「学生時代に黒服をやっていて良かった」と振り返る声も少なくありません。

夜間勤務が中心で大学生活と両立しやすいため

大学生の多くは、昼間に講義やゼミがあり、夜間を中心に働ける仕事は両立しやすい選択肢です。

特にキャバクラやラウンジは営業開始が20時以降の店舗が多く、黒服バイトは夜型の働き方でも無理なくシフトに入れます。

黒服バイトのシフト例
  • 20:00〜24:00(4時間勤務)
  • 21:00〜翌1:00(授業後でも間に合う)
  • 週2〜3日の出勤でもOKな店が多数

また、シフトの自由度が高い店舗が多く、テスト期間や就活中は休みを取りやすいこともポイントです。

深夜帯の勤務により終電がない場合でも、送迎付きの店舗が多いため、安心して働けます。

大学生が黒服(ボーイ)バイトで伸ばせる能力

大学生活と黒服バイトの関係性を表した図

大学生は黒服のバイトをやるなかで、これから社会に出て企業から必要とされる能力を成長させられます。

  • スケジュールや分担業務の調整能力
  • 現場を見渡せる広い視野
  • 業務の優先順位をつける力
  • 女性への対応能力

黒服バイトで伸ばせる主な能力4つについて、詳しく解説します。

調整能力

調整能力とひと言にいってもさまざまな場面によって意味合いが変わってきます。

  • 営業時間の調整
  • シフト調整
  • キャスト配置の調整

あくまで一例ですが、黒服(ボーイ)はあらゆる内容の調整をおこなうことになります。

さまざまな業務をマルチタスクに処理するスキルを伸ばせるため、大学卒業・就職後の実務でも効率的に業務を進められるでしょう。

大学生のうちに多くの仕事を回せるように全体調整する力を身に着けておくことで「仕事ができるな」と思ってもらえるような人物への成長を目指せます。

広い視野

キャバクラでは広い視野を持ってお店で何が起こっているのか、常に頭のなかでイメージしておかなければいけません。

  • お客様の仕草
  • キャストの動き
  • 各テーブルの雰囲気
  • トラブルの察知

これら店内状況を正確にイメージする力は、黒服・ボーイの必須能力です。

全体を把握する能力は、一般企業の管理職やリーダーポジションに必須の能力でもあります。

黒服バイトで広い視野と状況把握能力を磨いておくことで、後々のキャリアにも役立てられるでしょう。

優先順位をつける力

キャバクラ店ではすべての仕事が順調に進むわけではありません。

その場のスタッフの数や工数を最適なところに配分してお店を回していかなければいけません。

  • 今は何を一番先に処理しなければいけないのか
  • お店にとって一番重要な課題とは何か
  • 問題を解決するにはまず何から取り掛かるべきなのか

目の前の課題を黒服の仕事を通して、順位立てて処理していく能力を大学生のタイミングで経験しておけば、会社で働いても仕事の終わらせる速さで他の社員と差を付けられるでしょう。

女性への対応能力

黒服バイトにより、女性スタッフへの対応能力を磨けます。

黒服は業務の一環で、女性であるキャストのサポートも行う必要があります。

  • 困りごとを聞いてあげる
  • 職場での希望をヒアリングする
  • 出勤のお願いをする

女性キャストは接客のなかで強いストレスを感じることもあります。

黒服のなかでも勤怠管理の担当であれば、人が足りない日にキャストに出勤するよう依頼するなどの調整を担当する場合もあるでしょう。

丁寧にお願いすることや、時には厳格な態度で仕事内容についての改善を女性キャストに伝えなければいけません。

そのやり取りのなかで、大学生のうちから女性への対応力を磨けます。

黒服バイトの時給相場

お金の画像

一般的な黒服バイトの時給相場

ホールスタッフの平均時給は1,300円〜1,700円です。

平均の勤務時間は5〜7時間なので、日給は1万円程度になります。

東京・神奈川の最低賃金は1,070円程度なので、それを考えると黒服バイトの時給は十分高いと言えるでしょう。

黒服バイトの時給はエリアごとによっても違います。

東京の主要エリアの平均時給は以下の通りです。

エリア平均時給
銀座1,818円
歌舞伎町1,681円
六本木1,767円
上野1,777円
渋谷1,715円

※2023年2月10日時点でナイトワークの求人サイト「BOYRUIT」に掲載されているデータです。

他のエリアの時給についても詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

大学生が黒服として働くメリット

メリットと書かれたブロック

ここでは、大学生が黒服として働くメリットを10つ紹介します。

  • メリット1.給料が高い
  • メリット2.経営者に出会える
  • メリット3.モテる
  • メリット4.肝が据わる
  • メリット5.まかないがある
  • メリット6.正社員として働ける
  • メリット7.就活に役立つ
  • メリット8.シフトの時間帯を選べる
  • メリット9.同世代の同僚が多い
  • メリット10.大学生というだけでかわいがってもらえる

メリット1.給料が高い

1つ目のメリットは給料が高いことです。

キャバクラに来るお客様は経営者やお金持ちの方が多く、客単価も普通の飲食店と比べてかなり高く設定されています。

そのため、黒服の給料も高く、他のアルバイトよりも効率的に稼げます。

キャバクラで働く一番のメリットは、「給料が高いこと」と言っても過言ではありません。

黒服バイトの初出勤日についても詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

メリット2.経営者に出会える

2つ目のメリットは経営者に出会えることです。

先ほども言った通り、キャバクラは客単価が高いです。

そのため、お金を持っている会社の経営者がよく来店します。

何かのきっかけで仲良くなれば、経営している会社で働かせてもらえたり、自分がお店をやるときの資金援助をしてもらえたりするかもしれません。

大学生のうちから経営者の所作やマナーを見られるほか、業界トップの方と直接やりとりすることで、大学卒業後に挑戦したい業界が見つかる場合もあるでしょう。

メリット3.モテる

3つ目のメリットは女性にモテる可能性があることです。

黒服はキャストの女の子と接する機会が多いです。

自然と女性慣れするので、女性の扱い方を身に付けられるでしょう。

大学生のうちにスマートな女性への対応力を身に着けておけば、企業勤めをした際に、女性の同僚との関わり合い方にも余裕がうまれてきます。

ただし、キャストの女の子との恋愛はどのキャバクラでも基本的に禁止されています。

もしキャストから言い寄られたとしても、付き合わないようにしましょう。

女性キャストとの「風紀」についても詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

メリット4.肝が据わる

4つ目のメリットは肝が据わることです。

キャバクラでは、面倒なお客様やキャストのわがままを聞いたり、上司から理不尽なことで怒鳴られたりすることがあります。

そうした経験を繰り返すことで、少し嫌なことがあっても動じないメンタルを鍛えることができます。

大学生のうちに理不尽な対応に対する免疫をつけておけば、就職後の人間関係でも分が悪い場面でスムーズにその場をより過ごすスキルが身についているかもしれません。

もちろん理不尽過ぎたらお店を辞めた方が良いでしょう。

しかし、経験から身に付く理不尽な目に遭った際の対応スキルは社会に出てから役立つこと間違いなしです。

メリット5.まかないがある

5つ目のメリットはまかないがあることです。

大学生活は何かとお金がかかるので、できるだけ節約して過ごしたいところです。

そのため、キャバクラのまかないがあれば、食費の節約につながります。

特に高級キャバクラは専属のシェフを雇っていることも多いので、まかないの質も高くひとり暮らしの大学生にも嬉しい待遇です。

メリット6.正社員として働ける

6つ目のメリットは正社員として働けることです。

黒服の仕事の稼働時間は夜になります。

大学の授業は基本的に昼間になるので、夜からできる黒服の仕事で正社員として働くことも可能です。

ただし、昼も夜も正社員で働くとなると、体力的にかなりきつくなります。

大学卒業後もナイトワーク業界で活躍したい場合は正社員も選択肢の1つですが、あくまで学生期間中だけの仕事として考えているのであれば、バイトとして働くのが無難です。

メリット7.就活に役立つ

就活の画像

黒服の仕事では、マネージメントの知識豊富な上司や、ハイレベルな接客サービスを提供している女性キャストがいます。

黒服として仕事ぶりがいい人と一緒に働くなかで、社会人としての基本的なビジネスマナーが高いレベルで身につけるチャンスが多くあります。

黒服の仕事を上手くできるようになれば、就職活動の質問の受け答えや、採用フローでのグループワークなど、他の学生と比較しても引けを取らない状態になっているはずです。

大学生から本格的な社会人経験が積めることも、黒服のバイトのメリットといえます。

メリット8.シフトの時間帯を選べる

大学生活ではバイト以外にも大学の授業やサークル活動など、学生の時だけしか経験できないこともあります。

しかし、これらの活動をすべてこなしながらバイトをするとなると、柔軟なシフトで働かせてもらえる職場でなければ難しいでしょう。

そのなかで黒服のバイトは、自分のペースで働ける時間を柔軟に調整できることが多いです。

面接の際に、大学の授業やサークル活動を優先でシフトを組めば、黒服バイトとの両立も十分可能です。

メリット9.同世代の同僚が多い

黒服は大学生の年代の同僚が多く在籍します。

年齢が近いことで仕事のやりやすさがあったり、友達のような関係になることもあります。

仕事なので苦労する場面もありますが、同世代の同僚が近くにいればその苦しみを分かち合って乗り越えていくこともできるはずです。

メリット10.大学生というだけでかわいがってもらえる

黒服は責任のある仕事ですが、大学生という特権で正社員だと許されないミスも多めに見てもらえることもあります。

また少し年上の先輩や社員の人に気に入られれば仕事面やプライベートでもかわいがってもらうことも珍しくありません。

大学時代のバイト先で知り合った先輩や社員さんと就職後も定期的に飲みに行くなんてこともあるでしょう。

大学生という特権をつかって、黒服の仕事をしやすい環境に身を置くことも工夫のひとつです。

大学生が黒服として働くデメリット

デメリットと書かれた画像

キャバクラで黒服バイトとして働くことはメリットばかりではありません。

  • デメリット1.求人数が少ない
  • デメリット2.睡眠時間が少ない
  • デメリット3.家族が心配する
  • デメリット4.罰金がある

ここでは、大学生が黒服バイトで働くデメリットを4つ紹介します。

デメリット1.求人数が少ない

1つ目のデメリットは求人数が少ないことです。
ナイトワークのアルバイトは普通のアルバイトに比べて多くはありません。

そのため、大手求人サイトを利用しても、良いナイトワーク求人を見つけるのは苦労するでしょう。

ただし、ナイトワーク専門の求人サイトもあります。

そういったサイトは良いナイトワーク求人が豊富なので、黒服バイトをやるならぜひチェックしておきましょう。

具体的には、「メンズ体入」や「キャバクラボーイルート」がおすすめです。

デメリット2.睡眠時間が少ない

2つ目のデメリットは睡眠時間が少なくなることです。

キャバクラの仕事は夜が基本です。

午前0時〜1時頃に営業が終わり、その後に店内清掃をするので、家に帰るのは午前3時を過ぎてしまいます。

もし1限から授業がある場合は、6時間も寝られないでしょう。

黒服の仕事を始めるなら、大学の時間割をもとに1限から授業がない日の前日を選んでシフトを入れましょう。

もちろん、次の日に授業がないであろう金曜日や土曜日に黒服バイトを入れるのも1つの方法です。

デメリット3.家族が心配する

母親の画像

3つ目のデメリットは家族が心配することです。

キャバクラについて悪いイメージを持っている人は少なくありません。

直接お客様に営業するキャストでなくても、業界に詳しくない方からすれば、黒服であっても偏見や不安なイメージは持たれがちです。

もし家族が心配している場合は納得させるか、キャバクラでバイトをしていることを言わないようにしましょう。

デメリット4.罰金がある

4つ目のデメリットは罰金があることです。

「ナイトワーク業界はゆるい」というイメージを持っている人は多いですが、実際には非常に厳しい実力主義の世界です。

例えば、お店の設定したノルマを達成できなかったり、遅刻をしたりすると、容赦なく給料から罰金が引かれてしまいます。

「お金が稼げて楽そう」という気持ちで働き始めると、痛い目を見る可能性があるので注意しましょう。

また、キャストと付き合うことは「風紀」と呼ばれ、バレると高額の罰金を支払わされる可能性があります。

「風紀」について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

黒服のバイトはメリットが大きいが軽い気持ちではおすすめしない

キャバクラで働くと、短期間でお金を稼げたり、経営者に出会えたりなど、大きなメリットがあるのは事実です。

しかし、お酒を飲んで酔っているお客様の相手をしたり、キャストを上手に扱ったりするのは想像以上に大変です。

適当な気持ちで始めると周りに迷惑をかけてしまうので、軽い気持ちで黒服の仕事をやるのはおすすめできません。

もし黒服をやるなら、覚悟を決めて全力で取り組みましょう。

黒服バイトは就活に影響する?

ナイトワーク業界に対する偏見が残っていることは事実ですが、すべての企業がマイナスに捉えているわけではありません。

黒服バイトで得られるスキルや経験は、むしろ就活で有利にはたらく場合もあるため、企業の特徴をもとにアピール方法を工夫しましょう。

  • 黒服バイトを自分から伝える必要はない
  • 公務員や年配者の多い企業では伝えないことが無難
  • 黒服バイトで身に付けたスキルは就活でも武器となる

黒服バイトが就活に影響するか否かについて、具体的に解説します。

黒服バイトを自分から伝える必要はない

前提として、黒服バイトの経歴は、履歴書に必ず書く必要はありません。

アルバイト経験の記載は任意であり、就職活動において自分を最もよく見せられる内容を選ぶことが大切です。

たとえば、以下のようなケースでは無理に書く必要はありません。

  • 他に伝えたいバイト経験やサークル活動がある
  • 面接官がナイトワークに偏見を持っていそう
  • 業務内容が企業の業種と関連性が薄い

また、職種名をあえてぼかす方法も有効です。

たとえば「飲食店ホールスタッフ」や「接客業」などと表現すれば、具体的な仕事内容を避けつつ、経験をアピールできます。

黒服の経歴は出すも引くも自分次第のため、就活では戦略的に見せる内容を選びましょう。

公務員や年配者の多い企業では伝えないことが無難

黒服バイトの経歴は、企業によって受け取られ方が大きく異なります。

特に以下のような企業では、ナイトワークに対する理解が得られにくい傾向があります。

  • 公務員・官公庁
  • 老舗企業(創業年数が長く、体質が保守的)
  • 年配の役員や採用担当者が多い企業
  • 規律や品位を重視する教育・金融・医療系

このような企業に応募する場合は、黒服の経歴は伏せておくことが無難です。

たとえ職務内容に問題がなかったとしても、「夜の業界」というだけで悪印象を持たれるリスクがあるためです。

就活では、相手企業の文化や価値観を見極め、それに合わせた伝え方をすることで、無用なリスクを避けましょう。

黒服バイトで身に付けたスキルは就活でも武器となる

黒服バイトを前向きに評価する企業も少なくありません。

特に営業職やサービス業、接客業、人材業界などでは、以下のスキルが非常に評価されます。

  • 接客力・コミュニケーション能力
  • 気配り・マナー・立ち振る舞い
  • クレーム対応能力
  • スピード感とマルチタスク能力
  • 危機管理・トラブル対応

これらはどれも即戦力につながる要素です。

実際、面接で「黒服をしていました」と正直に伝えたうえで、その経験を「どのように活かしたか」「何を学んだか」を語ることで内定を勝ち取った例もあります。

「夜の仕事だった」という事実ではなく、その中で自分が何を得て、どう成長したかを伝えて、正しく自分をアピールしましょう。

学生が知っておくべき業態や店舗規模の違い

夜の街並みの画像

黒服と言っても、業態や店舗の規模によって業務内容は変わってきます。

ここでは、業態や店舗規模ごとの特徴を解説します。

キャバクラ・クラブ・ラウンジ

キャバクラ・クラブ・ラウンジの特徴は以下の通りです。

業態特徴
キャバクラ・お客様に対してマンツーマンでの接客が基本
・18歳~20代半ばの女の子が多い
・ワイワイ楽しんで飲むお客様が多い
・高級店でなければ誰でも気軽に来店できる
クラブ・お客様に対して複数人での接客が基本
・20代半ば~30代の女性が多い
・落ち着いた雰囲気のお客様が多い
・紹介制で、新規のお客様は来店できないことも
ラウンジ・お客様に対して複数人での接客が基本
・20代前半の女性が多い
・落ち着いた雰囲気のお客様が多い・キャバクラとクラブの中間的な存在

小箱

小箱とはテーブルの数が20卓以内のキャバクラです。

雇っている黒服の数が少ないため、業務範囲は多岐に渡ります。

大箱

大箱とはテーブルの数が60卓以上のキャバクラです。

雇っている黒服の数が多く、業務は分担されています。

ガールズバー・コンカフェ・スナック

ガールズバー・コンカフェ・スナックの特徴は以下の通りです。

業態それぞれの特徴
ガールズバー・バーテンダーが女性・18歳~20代半ばくらいの女の子が多い
・高級なお店はお金持ち、繁華街にあるお店は若いお客様が多い
コンカフェ・特定のコンセプト持っている
・18歳~20代半ばくらいの女の子が多い
・お店のコンセプトによってお客様の年齢層は変わる
スナック・アットホームな雰囲気
・20代後半~30代の女性が多い・30代~のお客様が多い

キャバクラとの違いには、

  • 箱が小さい
  • 営業時間が長い
  • 黒服の数が少ない
  • 基本はカウンター越しの接客

が挙げられます。

大学生の黒服バイトが準備するもの

バッグの画像

黒服の採用が決まったら、仕事をする上で最低限必要なものを揃えましょう。

ここでは、面接を突破した後に揃えるべきものを紹介します。

大学生の黒服バイトもスーツを着用する

キャバクラはお酒を飲む場所としては客単価が高いです。

お客様もお金持ちの方や企業の社長などが来店します。

そのため、黒服もそれ相応の身だしなみを整える必要があります。

基本的にはスーツで働くこととなるため、事前に用意しておきましょう。

適したスーツ

スーツクローゼットの画像

黒服のスーツはシングルでもダブルでも、どちらでも構いません。

ベストを着たい場合はスリーピースのスーツを選びましょう。

ベストを着なくてもいい人はツーピースのスーツで問題ありません。

スーツの色は黒・グレー・紺が一般的ですが、店舗によってはお店指定の制服を着る場合もあります。

スーツをすぐに用意できない場合は、制服があるキャバクラを選ぶことがおすすめです。

適さないスーツ

派手なスーツの画像

以下のようなスーツは黒服の仕事には適していません。

  • 冠婚葬祭用のスーツ
  • 派手な色のスーツ
  • リクルートスーツ

キャバクラの主役はあくまでキャストです。

冠婚葬祭用のスーツや派手な色のスーツは、キャストよりも目立ってしまう可能性があるため選んではいけません。

リクルートスーツはあくまで就活用のスーツなので、黒服の仕事では着用を避けましょう。

小物もしっかり揃えよう

黒服バイトはスーツ以外の小物も大切です。

以下のような小物を揃えておくと、できる黒服を演出できます。

  • ネクタイ
  • タイピン
  • ベスト
  • 革靴
  • カフス
  • ハンカチ
  • ライター
  • ペンとメモ帳

大学生の黒服バイトが揃えておきたい、スーツに合わせる小物類を紹介します。

ネクタイ

ネクタイの画像

黒服の仕事ではスーツを着るので、ネクタイは必須です。

スーツと同じく、柄物ではなく地味な色のものを選びましょう。

ただし、黒のネクタイは葬式になってしまうのでNGです。

紺や青、エンジなどシンプルかつ派手でない色柄がおすすめです。

タイピン

タイピンの画像

タイピンはネクタイが揺れないようにしたり、ネクタイの立体感を出すために付けます。

ジャケットを脱いでいるときは、ネクタイにタイピンがついていないとマナー違反になるので気を付けましょう。

ベスト

ベストは高級感を演出したり、スタイリッシュに見せたりするために着用します。

また、冬のベストは防寒着としての役割も果たします。

これからスーツを選ぶ場合は、スーツとベストがセットのスリーピーススーツを選ぶこともおすすめです。

革靴

革靴の画像

スーツにスニーカーや運動靴は合いません。

スーツを着る黒服の仕事では、革靴が必須です。

ただし、店内を動き回ることが多いので、動きにくい革靴は避けてください。

靴底がゴムになっているものなど、なるべく動きやすい革靴を選びましょう。

カフス

カフスとは、ワイシャツの袖口をボタンの代わりに留めるアイテムです。

必須ではありませんが、カフスを付けるとお洒落になり、スーツをカッコよく着こなせます。

ハンカチ

ハンカチはグラスを拭くために必要です。

お客様が何かをこぼしたり、自分がトイレに行ったときに手を拭いたりするのにも役立つので、持っておいて損はありません。

ライター

ライターの画像

ライターはお客様のタバコに火をつけるために使います。

ただし、コンビニに売っている100円のライターは安っぽく、品位が求められるキャバクラ店内にはふさわしくありません。

黒服の仕事をするなら、1,000円以上の少し高めのライターを用意しておきましょう。

ペンとメモ帳

ペンとメモ帳はお客様の注文を書いたり、上司からの指示をメモしたりするときに必要です。

特にペンについてはライターと同様、1000円以上の高めのものを使用しましょう。

大学生の黒服バイトが知っておくと良いマナー

注意する指

ここでは、大学生の黒服バイトが知っておくと良いマナーを7つ紹介します。

マナーにあまり詳しくないという人はぜひ確認してください。

  • 適したスーツ上座・下座の考え方
  • インカムの使い方
  • トレンチの持ち方
  • ライターのマナー
  • 名刺交換の正しい方法
  • 乾杯時のマナー
  • ボトルの開け方(コルクを抜く)

キャバクラでは、業界でしか使わないキャバクラ用語を使うことがあります。

マナーと合わせてキャバクラ用語も覚えておきましょう。

キャバクラ用語については以下の記事で詳しく解説しています。

上座・下座の考え方

上座は目上の人やお客様が座る席で、下座は上座に座る人をもてなす人が座る席になります。

1人で来店したお客様はもちろん、複数人で来店したお客様の場合はお金を払う人や接待される人を上座である中央に座らせることが基本です。

お客様が会社の接待目的で来店した場合は、受付時に接待したい人が誰か、あらかじめ聞いておきましょう。

インカムの使い方

インカムとは、黒服同士が連絡をするときに使う無線機です。

話すときにボタンを押し、話し終わったらボタンを離します。

使うときはお客様に失礼にならないように、口を隠したり、背を向けたりして話しましょう。

インカムは持っている人全員に聞こえます。

そのため、最初に「〇〇さん」と名前を呼び、話す相手を指定しましょう。

トレンチの持ち方

トレンチを持つウエイター

トレンチとは、レストランで料理を運ぶお盆です。

キャバクラでは、フードやドリンクを出す際に使います。

レストランでは手のひらをぴったりとつけて使うことが一般的ですが、キャバクラでは指を立てて使う方法が一般的です。

トレンチを上手く持つには慣れが必要になります。

最初のうちはペットボトルなどを使ってバランスを取る練習しましょう。

ライターのマナー

火をつける女性

ライターを使うときは以下の点に気を付けましょう。

  • 風がある場合は、火が消えないように手でガードする
  • お客様の前で火をつけると危ないので、タバコに近づける前に自分のそばで点火する
  • タバコに火がついたら素早く消す

名刺交換の正しい方法

名刺交換をする男性

黒服にも名刺があり、お客様と名刺交換をする場合があります。

名刺交換をするときは、以下の点に注意しましょう。

  • 膝をついて交換する
  • 文字が隠れないように端を持つ
  • 折り曲げたり、汚したりしないようにする

乾杯時のマナー

乾杯している画像

乾杯時は以下の3点に気を付けましょう。

  • グラスを相手より下げる
  • グラスの底に手を添える
  • 全部飲み干す

ボトルの開け方(コルクを抜く)

ボトルを開ける男性

ボトルはお客様が見ているところで開けましょう。

お客様の目の前で開ければ、「今開けた」という確認になります。

開けるときはなるべく静かに開け、開けた後のゴミは素早くポケットに入れましょう。

大学生が黒服バイトに応募する際の注意点

正しく黒服バイトの求人を選ぶことができれば、しっかり稼げるだけでなく無理なく続けられるようになります。

  • 教育制度が整っているお店を選ぶ
  • 教えてもらう姿勢になり過ぎないように注意する
  • お店選びに注意する
  • 大学の授業がおろそかにならないように注意する
  • 楽に稼げる仕事だと勘違いしないように注意する
  • 清潔感のある身だしなみを徹底する

黒服のアルバイト求人に応募する前に注意しておきたいポイントを見ていきましょう。

教育制度が整っているお店を選ぶ

自分からすすんで仕事を覚えることも大切ですが、お店側が学びをしっかりフォローする体制も重要です。

  • 仕事を丁寧に教えてくれる
  • 上司との相談の場がある
  • 一緒に目標達成の計画を立ててくれる

これらの環境が整っているキャバクラ店があれば、無理に不安やストレスを感じることなく黒服の仕事をはじめられます。

まずは自分のペースで慌てず、困りごとがあったら気軽に相談できて、しっかり稼げるところを選ぶようにしましょう。

体系的な教育システムが整備されている、チックグループは黒服の未経験者を全面的にバックアップしています。

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教えてもらう姿勢になり過ぎないように注意する

黒服として働き始めると、まずは以降の考えに至りがちです。

  • 接客を教えてほしい
  • 社会人経験を学ばせてほしい
  • 上手なコミュニケーションの取り方を教えてほしい

仕事を教えてもらいたい、学びたい気持ちは大切です。

しかし、仕事として取り組む以上は、受け身で教えてもらう意識ではなく、自分から仕事を覚えてしっかり働く意識が求められます。

もちろん、最初は先輩や店長に教えてもらう作業が必要なので、放置される場合はそれも考え物です。

しかし、採用の検討段階で「~を教えていただきたいと思っています」という考え方や言い方をしてしまうと、お店側の印象としてはマイナス評価になるので注意が必要です。

基本的には何でも教えてもらう姿勢ではなく、自分から盗んでいく勢いで仕事に取り組みましょう。

お店選びに注意する

キャバクラ店のなかには、学生にとって働きづらいお店があります。

  • お店の雰囲気が悪い
  • 人間関係がギスギスしている
  • 大学生活への理解がない

面接の段階で実際にお店を訪問したときに、店舗全体の雰囲気をよく観察しましょう。

また、大学生のアルバイトでも一緒に働く仲間として大切に扱ってもらえるかが重要です。

合わせて、大学のスケジュールにも理解を示してくれるか、希望のシフトを可能な限り聞き入れてくれる柔軟性があるかについても確認してみましょう。

黒服として働く上で、特に人間関係の悩みは働きやすさに直結する要素です。

  • マネージャーの人柄
  • 大学生のバイトに対する愛情
  • 成長を応援してくれそうな全体の雰囲気

特にどんな人が働いているか確認することを怠らないようにしてください。

働きやすいキャバクラを見極めるポイントについて詳しくしりたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

大学の授業がおろそかにならないように注意する

黒服のバイトはうまく定着できれば居心地もよく、さらに稼げてしまうのでシフトを入れ過ぎてしまう学生が大勢います。

しかし、大学生であれば本業はあくまでも大学生活です。

  • 授業に遅刻する
  • 疲れて授業に集中できていない
  • 留年してしまう

大学卒業後の将来のためにも、大学の勉強が中途半端にならないように自己管理をしましょう

学業面をしっかりこなせた上で黒服のバイトも頑張り、うまくバランスをとることで充実した大学生活を目指せます。

楽に稼げる仕事だと勘違いしないように注意する

どんな仕事でも楽なものはありません。

特に黒服は最高のお店づくりと最高のサービスをサポートするための重要な仕事です。

高時給だけを目的に黒服として働くと、仕事についていけない人も少なくありません。

しかし、黒服としてしっかり結果をだすことができれば、社会人として働く際に、どこへ行っても通用するような接客サービスや対人スキルが身についているはずです。

楽に稼げると勘違いしないように心がける一方で、得られるものへの期待に胸を膨らませながらチャレンジしてみてください。

清潔感のある身だしなみを徹底する

黒服はお客様の目に触れる仕事であり、清潔感のある身だしなみは欠かせません。

清潔感のある身だしなみの黒服はお店の品位にもかかわるため、服装はもちろん髪やヒゲにも気を遣いましょう。

  • 髪型:整髪料で整えて爽やかに見せる(寝癖ぐせや過度なカラーはNG)
  • ヒゲ:ヒゲは原則NGで、剃り残しがないよう厳しくチェックする
  • 服装:シワや汚れのないきれいな服装や靴でお店に立つ
  • 体臭・口臭:香水の付けすぎは厳禁。無臭または軽いフレグランスを選ぶ
  • 爪や手元:短く切り揃えて、こまめな手洗いや乾燥対策で清潔感を持たせる

黒服はその店の顔でもあり、お客様はキャストよりも先に黒服の顔を見ることとなります。

その日のお店の第一印象や信頼感につながるため、どのようなときも清潔感のある身だしなみを徹底しましょう。

大学生の黒服バイトでよくある質問

Q&Aと書かれた画像

ここでは、大学生が黒服のバイトをするときの質問に回答します。

  • 大学生でも黒服バイトはできる?
  • 大学生の黒服バイトは稼げる?
  • 大学生の黒服バイトは土日も働ける?
  • 大学の夏休みだけ黒服バイトできる?
  • 大学にはバレない?
  • 大学生の黒服バイトは将来の役に立つ?

黒服のバイトを始めたいと考えている方は、ぜひ確認しておいてください。

大学生でも黒服バイトはできる?

できます。法律上は18歳以上から勤務可能です。

募集要項に「大学生歓迎」「大学生可」と書いていなくても、アルバイト募集であれば全く問題はありません。

ただし、店舗によっては「20歳以上」など募集条件に違いがあるため、必ず大学生でも働けるお店か確認して応募しましょう。

大学生の黒服バイトは稼げる?

稼げます。

ただし、以下のようなナイトワークならではの辛いこともあります。

  • 上下関係が厳しい
  • 酔ったお客様を接客しなければいけない
  • 睡眠時間が削られる

黒服バイトは稼げますが、精神面・体力面で負担があることも理解しておきましょう。

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大学生の黒服バイトは土日も働ける?

基本的にシフト制なので、土日も働けます。

ただし、中には土日が定休日のキャバクラもあります。

大学の夏休みだけ黒服バイトできる?

できます。

ただし、短期間だけの募集をしているお店は少ないです。

もし夏休みの間だけ働きたい場合は、面接の際に相談しましょう。

大学にはバレない?

バレません。

なぜなら、店舗から大学へ連絡することがないためです。

ただし、大学に近い店舗で大学関係者が来店したり、自分から黒服バイトをしていることを同級生などに伝えた場合は、その限りではありません。

基本的にはバレませんが、バレるケースもある点には注意しましょう。

大学生の黒服バイトは将来の役に立つ?

役に立ちます。

例えば、厳しい上下関係を学んだり、お金持ちのお客様との人脈を作ったりするのに黒服バイトは最適です。

大学生で黒服バイトに興味があるなら挑戦しよう

この記事では、黒服バイトのメリット・デメリットから時給の相場、事前に準備しておくものや知っておくと良いマナーまでを詳しく解説しました。

黒服バイトは以下のような魅力があるので、大学生にも非常にオススメです。

  • 稼げる
  • モテる
  • 人脈が広がる

黒服バイトに興味がある大学生の方は、ぜひ本記事の内容を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。

黒服としての実力をつけて稼ぎたいなら、六本木や銀座など都心のお店で働きましょう。中でもおすすめなのは、ハイクラスのお客様が多いチックグループです。

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