黒服 (ボーイ)の受かる履歴書・志望動機の書き方ポイント

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「キャバクラの黒服として働くつもりなんだけど、志望動機って何を書けばいい?」

「黒服の志望動機を書くときのポイントってあるの?」

黒服の求人に応募をしようと思っている人の中には、以上のような疑問を持っている人もいるでしょうか。

黒服・ボーイの仕事は、接客業や夜の業界が初めての人でもチャレンジしやすい反面、志望動機の内容によって合否が分かれることもあります。

この記事では、よくある黒服の志望動機と履歴書に志望動機を書く際のポイントを紹介します。

まだ黒服・ボーイとして働くための志望動機を考えていないという人はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 黒服バイトに受かるための正しい志望動機の書き方
  • 志望動機として書いておくべき内容
  • 履歴書に志望動機を書く際の注意点

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もくじ

黒服(ボーイ)の志望動機って何を書けばいいの?

黒服の面接では志望動機をそこまで重視していないお店もありますが、履歴書や面接で「何を話すか」を準備しておくことで印象がグッと良くなります。

逆に、自分のことをよく見せたくて志望動機を盛ってしまうと、後で辻褄が合わなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。

重要なのは、「なぜ働きたいのか」を自分の言葉で説明することです。

以下より、黒服の応募でよくある志望動機と、それぞれの具体例・体験談を紹介します。

  • 志望動機1:お金が必要(生活費・夢のため)
  • 志望動機2:夜の業界に興味がある
  • 志望動機3:接客が好き・人と関わる仕事がしたい
  • 志望動機4:昼職との副業・Wワークに向いているから
  • 志望動機5:将来独立・自分のお店を持ちたい

志望動機が思いつかないという人はぜひ参考にしてください。

志望動機1:お金が必要(生活費・夢のため)

ナイトワークでは、お金を志望動機に絡めて伝えても全く問題ありません。

むしろ動機が明確であり、採用担当者の理解や信頼を得やすい側面もあります。

志望動機にお金が必要であることを伝える際は、合わせて以下の内容を伝えると効果的です。

  • 奨学金の返済
  • 留学費用の準備
  • 家族の生活支援
  • 夢の実現に必要な資金調達

お金を稼ぐ明確な理由があるなら「途中で辞めずに働いてくれる」と判断されて、採用されやすくなります。

志望動機の具体例は以下の通りです。

例文①

子どもの頃からサッカーが好きで、来年の夏休みに憧れだったスペインに旅行へ行きたいと考えております。

その旅行費用を自分のちからで準備したいと思い、時給が高い貴店の黒服の仕事に応募させていただきました。

例文②

家庭の事情で大学の学費の一部を自分で負担する必要があり、限られた時間の中で必要な金額を捻出できると考えたため黒服の仕事に応募させていただきました。

〈実際の体験談〉

『奨学金の返済のためにまとまったお金が必要なので、応募しました』と正直に伝えました。ただお金が必要という志望動機はあまり良くないと思いますが、なぜお金が必要なのかという理由があればちゃんとした志望動機になるので大丈夫だと思います。

志望動機2:夜の業界に興味がある

「夜の世界を知りたい」という気持ちからスタートする人も多いです。

きっかけや興味の対象をきちんと伝えると、面接でも話が広がります。

履歴書に書く際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 夜の業界に興味を持った理由やきっかけ
  • 夜の業界のどのようなところに興味があるか

より具体的に書くことで、採用担当者に「意欲的に働いてくれそう」と印象付けられます。

志望動機の具体例は以下の通りです。

例文①

姉がキャバ嬢をやっており、夜の世界に興味を持ち黒服の仕事に応募させていただきました。

持ち前の明るさでお店を盛り上げ、スタッフも楽しく働けるようなお店づくりを一緒にできればと思い応募させていただきました。

例文②

大学の女友達がキャバ嬢をやっており、黒服の仕事に興味を持ったので貴店に応募させていただきました。

キャストの女の子をしっかりとサポートし、お店の売上に貢献するために精一杯働きたいと思っています。

〈実際の体験談〉

キャバクラの黒服についての漫画『黒服物語』を読んで夜の世界に興味を持ったという志望動機で、キャバクラに応募しました。

採用担当の人も同じ漫画を読んだことがあったみたいで、その話で結構盛り上がりました。雑談のような感じだったので『大丈夫なのかな?』と思いましたが、採用されてよかったです。

  • 未経験から無理なく黒服の仕事にチャレンジできる
  • しっかり教育制度が整っている環境で働ける
  • 将来に役立つ経験ができる
  • 自分を成長させるチャンスがある

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志望動機3:接客が好き・人と関わる仕事がしたい

黒服の仕事は、キャストのサポートやお客様へのサービスなど、接客スキルが求められます。

そのため、接客に興味があることは好印象となりえるでしょう。

接客業務を絡めた志望動機を伝える際は、以下の2つを押さえると説得力が増します。

  • 接客が好きになったきっかけやどういうところが好きなのか
  • 接客が好きと感じたエピソードなどを書く

たとえナイトワークが未経験だとしても、接客経験を上手くアピールすることができれば、好印象を目指せるでしょう。

志望動機の具体例は以下の通りです。

例文①

人と接することが好きなので、黒服の求人に応募させていただきました。

高校生の頃、1年半ほどイタリアンのお店で接客の仕事をした経験があります。

その時に私の接客に感謝してくれるお客様に出会い、接客が大好きになりました。

黒服の仕事でも、お客様を笑顔にできるように頑張りたいと思います。

例文②

接客の仕事はやったことがありませんが、人と話すことが好きで貴店に応募しました。

貴店で接客を学び、売上に貢献したり、今後の自分の人生に活かしたりしたいと考えています。

〈実際の体験談〉

2年ほど飲食店でアルバイトをした経験があったので、『接客が好き』という志望動機を選びました。黒服は接客の仕事がメインになるので、受けはかなり良かったです。

もちろん採用されて、現在も黒服として働いています。

志望動機4: 昼職との副業・Wワークに向いている

黒服は夜の時間帯が中心のため、昼間に本業がある人でも働きやすいことが特徴です。

実際に副業で黒服として働いている人もいるため、こういった志望動機でも問題ありません。

ただし、本業と掛け持ちをして応募をする場合は、きちんと「副業で黒服をしたい」ということを伝えましょう。

特に以下のポイントを伝えると、採用担当者からの信頼を得やすくなります。

  • 副業で稼ぎたい理由
  • 本業とのシフト調整が可能であること

志望動機の具体例は以下の通りです。

例文①

昼間の仕事はなかなか安定して稼げないので、夜にできて時給がいい黒服の仕事に応募しました。

例文②

本業の収入がコロナの影響で減ってしまったので、生活費を稼ぐために昼間の仕事とかぶらない黒服の仕事に応募しました。

〈実際の体験談〉

本業の給料が安く『このままじゃ老後のお金がヤバい!』と思い、副業で黒服バイトを受けました。

老後のお金が不安で今のうちにお金を稼いで貯めたい、昼の本業と掛け持ちできるという志望動機を正直に記載しました。

無事に合格して働くことができ、お金も毎月5万円くらい貯金できています。

ボーイ(黒服)が副業する際の注意点に関しては、以下の記事を参考にしてください。

志望動機5:将来独立・自分のお店を持ちたい

独立願望や将来の目標がある人は、その熱意がしっかり伝われば高評価につながります。

独立したいという志望動機は、「独立するまではしっかり働いてくれる」ことを印象付けられます。

  • 独立の動機や夢
  • 黒服を通して学びたいスキル

志望動機の具体例は以下の通りです。

例文①

家計を支えるために夜間に働ける仕事を探しており、黒服の仕事に興味を持ちました。同時に、将来的にはキャバクラ経営に携わりたいという目標もあり、現場でのノウハウを学ぶため黒服の仕事に応募しました

例文②

昔からお金持ちに憧れがあり、キャバクラを経営して他人にお金を配れるくらいのお金持ちになりたいと思っています。

そのために、まずは黒服からスタートしてノウハウを学びたいと思い、貴店に応募しました

〈実際の体験談〉

『将来自分のキャバクラを持ってお金持ちになりたい』と伝えて受かりました。

独立したいという夢を言うことで、採用担当者には自分のやる気を見せられたと思います。

現在も独立に向けて黒服の仕事を頑張っています。

エリア別!志望動機に盛り込みたい店舗選択の理由例文

ナイトワークの面接では「なぜそのエリアを選んだのか?」を聞かれることがよくあります。

特に都市部では、六本木・銀座・歌舞伎町など、それぞれに特徴があるため、志望動機にエリアの特性を絡めると説得力が増すでしょう。

エリア向いている人のタイプ
六本木富裕層を相手に落ち着いた接客をしたい人
銀座上品さやマナーを重視する人
歌舞伎町活気ある環境で稼ぎたい人挑戦したい人

以下では、エリア別に使いやすい志望動機の例文を紹介します。

六本木エリアの店舗を選ぶ理由

六本木は外資系企業や大手商社が集中するビジネス街で、経営者や外国人のお客様が多いエリアです。そのため「高級感」「富裕層の多さ」「国際的な接客スキル」などが身につく魅力があります。

六本木エリアの店舗で黒服として働くなら盛り込みたい要素として、以下をご覧ください。

  • 客層がハイクラス/富裕層
  • 高級感がある
  • 落ち着いた雰囲気
  • 接客レベルが高い
  • スキルアップにつながる

以上をふまえて、六本木エリアの店舗で働く際の黒服の志望動機として例文を紹介します。

志望動機 例文

落ち着いた雰囲気の中で、客層の良い方々と丁寧に接客をしたいと思い、六本木エリアを志望しました。

特に、会員制ラウンジのような格式あるお店でマナーや気配りを学び、長く働けるスキルを身につけたいと考えています。

銀座エリアの店舗を選ぶ理由

銀座は老舗企業や金融機関の重役クラスが集まる、日本でも最高級の繁華街です。年齢層が高く落ち着いたお客様が多いため、「格式高い接客マナー」や「洗練された会話スキル」を学べる環境があります。

上品な接客が求められるため、「接客マナー」や「礼儀」に関心があることをアピールすると好印象です。

  • 接客マナーや礼儀を学びたい
  • 落ち着いた年齢層のお客様と話したい
  • 上品で洗練された雰囲気に惹かれた
  • 長期的に働ける環境を探している
  • 自分の年齢・経験を活かしたい

格式高さが求められるからこそ、マナーや礼儀・得意を活かしたいことを伝えましょう。

口頭で伝える際は、言葉遣いや話し方で銀座エリアにふさわしい落ち着きやコミュニケーションスキルをアピールすることもポイントです。

志望動機 例文

銀座は格式のある街という印象があり、礼儀やマナーをしっかり身につけた上で働きたいと思い選びました。

年齢層の高い落ち着いたお客様が多いと伺ったので、会話力や気配りをより深く学べると感じています。

歌舞伎町エリアの店舗を選ぶ理由

歌舞伎町は全国最大のナイトワーク激戦区で、多様な年齢層・職業のお客様が集まります。競争が激しい分、短期間で接客スキルを磨け、高い売上目標に挑戦できる環境が整っています。

活気があり、若年層向けのお店も多いため、やる気や成長意欲を前面に出すと効果的です。

  • 活気がある街で成長したい
  • 若いお客様が多く、話しやすい
  • 高収入を目指して結果を出したい
  • 多くの店舗があり、競争環境で自分を高めたい
  • 友人の紹介や口コミで良い評判を聞いた

激戦区であり幅広い年齢層・価格帯のお店が並ぶエリアのため、店舗によって求められる内容が異なります。

そのため、店舗の特徴に応じた自分の強みや目標を伝えることが、歌舞伎町の店舗で黒服として働くポイントだといえるでしょう。

志望動機 例文

ナイトワークの中心地とも言われる歌舞伎町で、自分を試してみたいと思い志望しました。

高い集客力の中で、より多くのお客様と接する経験を積み、短期間でしっかりと結果を出せるよう努力したいです。

黒服・ボーイの志望動機を書く際の4つのポイント

3つ星

志望動機は、履歴書や面接で採用担当者に「この人を採用して大丈夫か」を判断する大切な材料です。

特に黒服・ボーイの仕事は、信頼や責任感が求められるため、内容次第で合否が大きく左右されます。

  • 嘘は書かず前向きな内容を盛り込む
  • より具体的なエピソードや背景を盛り込む
  • 志望動機に「なぜこの店なのか?」を入れる
  • 結論を最初に伝えて内容を明確にする

ここでは、志望動機を書く際に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

1. 嘘は書かず前向きな内容を盛り込む

最も大切なことは、「嘘をつかないこと」です。

採用担当者は日々多くの応募書類を見ているため、少し質問するだけで矛盾や作り話に気づいてしまいます。

嘘だとバレてしまうケースとして、以下が挙げられます。

  • 「ナイトワークの経験があります」と書いていても、具体的な業務内容を聞かれて曖昧な返答をしてしまう
  • 「将来独立したい」と言っても、その理由が漠然としている

採用担当者は多くの履歴書の確認をこなしています。

そんな採用担当者に虚偽の事実を書くと、2、3個突っ込んだ質問をされただけですぐにバレてしまいます。

嘘をつく人だと思われると、信用できないと判断され、不採用になってしまうでしょう。

  • 嘘を書くより「未経験だが挑戦したい」と正直に伝えたほうが印象が良い
  • 実績よりも前向きな姿勢や誠実さを伝えることが大事

2. より具体的なエピソードや背景を盛り込む

「やる気があります」「学びたいと思ってます」などのフレーズは、よく見かけるテンプレートです。

しかし、それだけでは印象に残りません。

採用担当者の目に留まるには、あなた自身の背景や経験、考え方を具体的に伝えることが必要です。

  • 「以前飲食店で接客をしていた経験があり、人との関わりが好きです。もっと責任感のある仕事がしたいと思い、黒服の仕事を志望しました」
  • 「学生時代に部活でリーダーをしていた経験から、チームをまとめる役割にやりがいを感じています」

「なんとなくやってみたいと思った」「家が近いから選びました」など、漠然とした理由では採用担当者に好印象は残せません。

何か質問されてもきちんと答えられるように、あらかじめどんな質問をされるか想定して具体的な答えを準備しておきましょう。

3. 志望動機に「なぜこの店なのか?」を入れる

「黒服をやりたい理由」だけでなく、「なぜこの店を選んだのか」という視点も加えることで、より説得力のある志望動機になります。

  • お店の雰囲気(例:落ち着いた接客スタイルに惹かれた)
  • 採用条件(例:未経験歓迎で研修制度がある点に安心感を持った)
  • 他店舗との違い(例:HPやSNSを見て、スタッフの雰囲気が良さそうだった)

働くうえで自分が重視したいことや今までの経験に絡めて、その店舗を選んだ理由を伝えると、より明確に働きたい意欲を伝えられます。

志望動機 例文

数ある店舗の中でも、こちらのお店は接客を大切にしていると感じ、学べることが多いと感じました。

スタッフ紹介ページを見て、チームで協力し合う雰囲気にも魅力を感じて応募しました。

4. 結論を最初に伝えて内容を明確にする

志望動機は、「何を伝えたいか」がはっきりしていないと伝わりづらくなります。

長々と前置きをせず、結論から先に書くことで、読み手に内容が伝わりやすくなります。

そのうえで意識したい伝え方が、PREP法です。

  • P(Point)=結論
    →「貴店で黒服として働きたいと強く思っています」
  • R(Reason)=理由
    →「責任ある仕事に挑戦したく、接客業に興味があるからです」
  • E(Example)=具体例
    →「以前飲食店で接客業をしていた経験があり…」
  • P(Point)=再度結論
    →「だからこそ、未経験でも全力で取り組みたいです」

このように話す・書く構成にすると、内容が整理されて読みやすくなります。

志望動機の説明の仕方については、黒服(ボーイ)の面接についての記事で解説しています。

黒服・ボーイの面接で落ちるNG志望動機の具体例

頭を抱える男性

志望動機は、採用担当者が応募者の本気度や適性を見極める大事な判断材料です。

どれだけ見た目や経歴が良くても、志望動機がいい加減だと、面接で落ちる原因になってしまう場合もあるでしょう。

ここでは、実際によくあるNG志望動機の例と、その理由を解説します。

  • 「楽しそうだから」など仕事意識がない志望動機
  • 「なんとなく興味があって」など抽象的な志望動機
  • 「家が近いから」など適当な印象の志望動機

改善のポイントも紹介するため、自分の志望動機を見直す際の参考にしてください。

「楽しそうだから」など仕事意識がない志望動機

改善例

接客やチームで動く仕事に興味があり、自分も裏方として現場を支える力をつけたいと思ったからです。

NG例
  • 数ある店舗の中でも、こちらのお店は接客を大切にしていると感じ、学べることが多いと感じました。
  • スタッフ紹介ページを見て、チームで協力し合う雰囲気にも魅力を感じて応募しました。

このような志望動機は、「仕事=遊び感覚」と捉えられ、非常に印象が悪くなります。

黒服・ボーイは裏方として店舗を支える大切なポジションであり、真面目さや責任感が何よりも求められる仕事です。

そのため、「楽しそう」など楽観的な理由は以下のように捉えられる可能性があります。

  • 継続性がなさそう
  • 遅刻や無断欠勤をしそう
  • 仕事を軽く見ていそう

ボーイの仕事に興味を持っている場合は、楽しさではなく「学びたい」「成長したい」という視点に置き換えましょう。

「なんとなく興味があって」など抽象的な志望動機

NG例
  • 「なんとなく気になって応募しました」
  • 「夜の仕事にちょっと興味があったので」

このような志望動機は、思いつきや勢いで応募した印象を与えてしまい、本気度が伝わりません。

動機が曖昧だと、「すぐ辞めそう」と判断されやすくなります。

そのため、「なんとなく」では面接官に以下のように捉えられてしまいます。

  • 成長意欲や目標が感じられない
  • 仕事に対するモチベーションが低い
  • 周囲と協調して働く姿勢が見えない

黒服の仕事に興味があって働きたいのであれば、「何に興味を持ったのか」「なぜこの仕事を選んだのか」を具体的にしましょう。

改善例

接客経験を活かし、より責任ある立場で働いてみたいと思い黒服の仕事に興味を持ちました。

特に裏方から店舗全体を支える点に魅力を感じています。

「家が近いから」など適当な印象の志望動機

NG例
  • 「家から近くて通いやすいので」
  • 「交通費がかからないから選びました」

一見正直で良さそうに思えますが、お店への関心や働く意欲が感じられないため、面接官の印象は良くありません。

勤務地の利便性を理由にしても、「どこでもいいんだろうな」と思われてしまい、以下のように判断されてしまいます。

  • 仕事そのものへのやる気が低そう
  • 他店に簡単に移りそう
  • 自店にこだわりがなさそう

出勤の手軽さに魅力を感じた場合は、「通いやすさ」を補足的な要素にしつつ、店舗の雰囲気や方針に共感した理由を盛り込むと好印象です。

改善例

自宅から通いやすい点も魅力でしたが、何よりもスタッフ同士の連携や接客スタイルに惹かれました。

長く続けられる環境だと思い、志望しました。

黒服・ボーイの面接でよく聞かれる質問と回答例

Q&Aと書いてある置物

面接では、志望動機以外にも「働く姿勢」や「継続性」を確認するための質問が多くされます。

特に黒服・ボーイの仕事は責任感が求められるため、基本的な質問にも的確に答える準備が必要です。

  • 黒服・ボーイとして働いた経験はありますか?
  • 週に何日/何時間働けますか?

以下より、よく聞かれる質問とその回答例を紹介します。

黒服・ボーイとして働いた経験はありますか?

黒服としての接客経験は、採用時に仕事内容の説明やサポートがどれくらい必要であるか確認するため、必ず聞かれます。

未経験でもマイナスではありませんが、どのように仕事に取り組む姿勢かを示すことが重要です。

回答例(経験者の場合)

以前、○○(店舗名)で半年ほど黒服として働いていました。

開店準備やドリンク運び、ホール全体のサポートを担当しており、スムーズな接客対応ができるよう常に心がけていました。

回答例(未経験者の場合)

黒服としての経験はありませんが、接客業での勤務経験があり、周囲への気配りや迅速な対応には自信があります。

未経験でも早く仕事を覚え、役立てるよう努力していきます。

週に何日/何時間働けますか?

出勤の頻度や時間帯は、採用の可否に直結します。

無理のない範囲で誠実に回答し、柔軟性があることをアピールすると好印象です。

回答例(未経験者の場合)

現在は学生ですが、授業のない平日夜と土日で週3~4日、1日5〜6時間程度は勤務可能です。

シフトにも柔軟に対応できます。

出勤頻度に関する嘘は採用後に必ずバレるため、正直かつ具体的に伝えつつ、仕事に対する積極性を見せることがポイントです。

  • 週何日働けるか明確にする
  • 時間帯の希望(夕方~深夜など)を伝える
  • テスト期間や予定がある場合は事前に説明しておく

具体的な出勤スタイルやシフトを伝えつつ、テスト期間などどうしても出勤頻度が減るタイミングがある場合は、具体的に伝えておくと堅実に働きたい意欲を印象付けられます。

黒服・ボーイの面接時の身だしなみと持ち物

黒服・ボーイとして働くうえで、第一印象は非常に重要です。

面接はその最初の関門となるため、「身だしなみ」や「持ち物」にも気を配りましょう。

特にナイトワークは清潔感や礼儀正しさが評価の対象になるため、見た目で失敗しないようにすることが大切です。

  • 服装はスーツが無難
  • 髪やひげは整えて清潔感を意識
  • 面接当日の持ち物

志望動機と合わせて意識したい、黒服面接時の身だしなみと持ち物のポイントについて解説します。

服装はスーツが無難

面接時の服装は、スーツ着用が最も無難かつ好印象です。

黒やネイビー、グレーなどの落ち着いた色のスーツを選びましょう。

ネクタイの有無は店により必要の有無が異なりますが、悩んだらネクタイを結んだ方が誠意が伝わります。

NG例
  • ジャージ、スウェット、デニムなどカジュアルすぎる服装
  • 派手すぎる柄シャツやピアス付きのスタイル
  • サンダルや汚れたスニーカー
OK例
  • シワや汚れのない服装
  • 靴は革靴など、落ち着いたもの
  • ネクタイはシンプルな柄・色

キャバ嬢をはじめとしたキャストは私服でも問題ありませんが、黒服・ボーイはスーツでの出勤が原則のため、面接もスーツが無難です。

真面目さを印象付けられるよう清潔感のあるスーツを選んで、誠意を印象付けましょう。

髪やひげは整えて清潔感を意識

ナイトワークにおいては、「清潔感=信頼感」に直結します。

髪型やひげが整っていないと、「お客様の前に立てる人材ではない」と判断されてしまう可能性もあります。

髪・ひげで注意すべきポイント
  • 髪色は黒〜暗めの茶色がベター。明るすぎるカラーは避ける
  • 寝ぐせやボサボサはNG。ワックスで整えるなど工夫をする
  • ひげは基本的に剃るか、短く清潔に整える
  • ピアスやアクセサリーは外しておく

清潔感のあるスーツに合わせて、髪やひげも清潔感を印象付けられるように整えることがポイントです。

「夜職だから面接もカジュアルでOK」と思わず、清潔かつ誠実さが伝わる身だしなみで面接に臨みましょう。

面接当日の持ち物

面接には必要な書類だけでなく、念のための備えもあると安心です。

黒服・ボーイの面接に必要な持ち物リストとして、以下を参考にしてください。

持ち物内容・目的
履歴書手書きがベター。写真付きで志望動機も記入済みにしておく。
身分証明書顔写真付きのもの(免許証・マイナンバーカードなど)。働くにあたって年齢確認のために必要。
メモ帳とペン店舗説明や条件などをメモできると便利。
ハンカチ・ティッシュ清潔感とマナーの基本アイテム。

店舗によっては住民票や銀行口座情報が必要になる場合もあるため、求人票で事前に確認しておきましょう。

持ち物はカバンに入れて、手ぶらでは行かないようにすることが基本マナーです。

まとめ|黒服の志望動機は本気度と店舗への共感がカギ

黒服・ボーイの面接において、採用されるための最大のポイントは「本気度」と「その店への共感」をしっかりと伝えることです。

どんなに履歴書が整っていても、志望動機が曖昧だったり、準備不足な印象を与えれば不採用になる可能性は高まります。

志望動機で伝えるべき要素

  • なぜ黒服という仕事を選んだのか
  • その中でもなぜこの店舗を志望するのか
  • どのように店舗に貢献していきたいか

以上を具体的に話せれば、「この人は長く続けてくれそうだ」「誠実に仕事をしてくれそうだ」と安心感を印象付けられます。

また、採用担当者に安心感と信頼感を印象付けるには以下のポイントを押さえることも大切です。

  • 志望動機に使い回し感がないか
  • 身だしなみに抜けがないか
  • 書類や持ち物の準備は万全か
  • 面接での態度に誠実さがあるか

黒服・ボーイの仕事は、裏方でありながら店舗の雰囲気やキャストの安全を守る重要な役割です。

だからこそ、やる気・責任感・清潔感の3つを武器に、しっかり準備して面接に臨みましょう。

黒服としての実力を上げて稼ぎたいなら、来店する客層と職場環境が良い六本木や銀座など都心のお店を選びましょう。

そういったお店で働くと、社会に出てから役立つノウハウも学べます。中でもおすすめなのは、ハイクラスのお客様が多いチックグループです。

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