黒服(ボーイ)バイト・初出勤の業務内容を解説

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「黒服の仕事はどういうものなのかな?」
「ボーイとして初出勤するときには何をやるのかな?」

などと、お悩みではないでしょうか。

初めて黒服として働く際には、さまざまな不安や疑問が出てくるものです。

とはいえ、新人に難しい業務を急に任せることはまずないので、安心してください!

一方で、事前にある程度の業務内容を理解しておけば、より安心して働けます。

この記事では、新人の黒服(ボーイ)が行う業務や、初出勤の際の服装のポイントなどを紹介しますので、参考にしてください。

もくじ

バイト・新人の黒服 (ボーイ) が行うメイン業務6選

「そもそもどのような仕事があるのか全然わからない」という方も多いはずです。

まずは、新人の黒服(ボーイ)が行うメイン業務を見ていきましょう。

大きく分けると、以下のような6つの業務を行っていきます。

業務名を見ただけでは内容が想像できないものもあるのではないでしょうか。

それぞれの業務について、順番に詳しく解説していきます。

1. アイスの交換

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1つ目の業務は、アイスの交換です。

アイスとは氷のことで、机の上にアイスペールに入れた状態で常に置いておかなければなりません。

  • お客様がお酒をハイペースで飲む場合には、アイスはどんどん消費される。
  • あまりお酒が進んでいなくても、アイスは徐々に溶けていく。

ちなみに、トレンチの持ち方も事前にイメージしておくと安心です。

トレンチというのは、キャバクラで使われている銀色のお盆のことを指します。

トレンチが持てなくて黒服として働くのを諦める方もいますが、徐々に慣れていくので焦らずに頑張ってください!

最初のうちはお客様や机の状況を見て、必要なものをスムーズに持っていけるように意識しておきましょう。

トレンチの持ち方のコツ
  • トレンチは右利きなら左手で持ち、その際には脇をキュッと締めて左手首は直角に倒す。
  • 指は親指と人差し指と小指を広げて伸ばし、トレンチを支える。
  • 指先が常に自分側に向いているようにすれば、バランスを崩してもお客様の方に物を倒してしまうことがなくなるので安心。

頻繁にアイスペールの状況を確認して早めに交換する。

2. 灰皿交換

灰皿の画像

アイスだけではなく、灰皿も交換しなければなりません。

キャバクラでは灰皿には常に吸い殻が置かれていない状況をキープします。

つまり、吸い殻が置かれたら、できるだけ早く灰皿を変えることが重要です。

灰皿交換のときは、灰が飛び散らないように工夫して交換することがポイントです。

STEP
吸い殻が置かれている灰皿の上に新しい灰皿を上に重ねる。
STEP
古い灰皿と新しい灰皿を重ねたまま机から取る。
STEP
別の新しい灰皿をお客様の前に置けば交換完了。

キャストが灰皿交換を指示してくれることもありますが、極力キャストに指示される前に動いてください。

毎回のように指示させてしまうと、キャストがお客様との会話に集中できないということになりかねないからです。

キャストに頼まれる前に自分で気づいて灰皿を変えられるように、アイス交換と同様に常に気を配っておきましょう。

キャストが灰皿交換を指示してくれることもありますが、極力キャストに指示される前に動いてください。

〈実際の体験談〉

せっかくボーイになれたのに、灰皿に吸い殻がたまっていないのかを気にしすぎて、お店全体を上手く見れず怒られてばかりだった。

3. 買い出し・パシリ

買い出しメモの画像

実はキャバクラの黒服として重要な業務のひとつに、買い出しやパシリがあります。

よくある買い出しが、お客様のタバコです。

そして失敗しないように、タバコの銘柄はメモしておくと良いです。

「タバコの銘柄は聞いていたのに、個数は聞いていなくて失敗した」というケースもよくあるので、1つで良いのか確認しておけば失敗しません。

タバコの買い出し以外にも、お客様からはさまざまなことをお願いされます。

温度調整や出前の注文、盛り上がる一発芸の披露などなどです。

「こんなことまでやるんだな」と最初は驚くかもしれませんが、慣れていくので安心してください。

スムーズに買い出しに行けるように、最寄りのコンビニの場所は事前に把握しておけば安心。

〈実際の体験談〉

お客様からタバコの買い出しを頼まれて張り切って行ってきたのに、タール数を間違えてしまって買い直しになった。銘柄以外にも気を配らないといけないのはタバコを吸わない自分にとって難しかった。

4. キッチン業務

キッチンスタッフの画像

キッチン業務を任せられることもあります。

キャバクラのキッチン業務は、主にドリンクやフードを作って黒服に渡すことです。

「カクテルなんて作れない」「料理なんて作れない」と不安になるかもしれませんが、基本的には簡単な作業なので心配はいりません。

たとえばビールを注いだり、リキュールとジュースを混ぜたりとシンプルなドリンクがほとんどです。

フードもフルーツを決められたように切って盛り付ける程度なので、何度かやれば覚えられます。

ドリンクやフードの提供以外にも、ホールから戻ってきた灰皿やアイスペールを洗浄することもあります。

どちらもすぐにまたホールに出せるように準備しておきましょう。

また、キッチン業務でも清潔感は非常に大切です。

裏方だからといって気を抜かずに、清潔感のある身だしなみを心がける。

〈実際の体験談〉

キッチン業務だけだと聞いていた日に気楽に出勤したら、清潔感がなくて怒られた。裏方でも髪や服装にこだわらないとダメなんて驚いた。

5. トイレ掃除・皿洗い

掃除用具の画像

トイレ掃除も黒服の業務です。

お客様が不快に思わないように、営業前も営業後もしっかりとキレイにしましょう。

また、キャストが使うトイレも掃除します。

とにかく清潔感を維持して、お客様にもキャストにも気持ちの良いお店作りをしていってください。

トイレットペーパーのような消耗品の補充も欠かさずに行うことがコツです。

トイレ以外には、皿洗いも任せられることがあります。

キャバクラでは皿やグラスは大事な商売道具です。

傷をつけないように注意しながら、丁寧に汚れを落としていきましょう。

洗ったつもりでも指紋や口紅がついていることはよくあるので要注意です。

また、シャンパングラスは雑に扱うとすぐに傷がついたり折れてしまったりというケースが珍しくありません。

「こんな衝撃で折れてしまうなんて」と後悔する黒服は多いです。

食器は繊細さを理解しながら、優しく慎重に洗うようにする。

〈実際の体験談〉

シャンパングラスなんて今まで触ったこともなかったけれど、とにかく気を抜くとポキポキ折れるしボーイは向いてないと察した。

6. タクシーの手配

タクシー

キャバクラの黒服は、タクシーの手配も行います。

タクシーの手配方法はお店で決まっている方法があるかとは思いますが、お客様がスムーズに帰宅できるように気を配るようにしましょう。

また、キャストを家まで送る車も準備する必要があります。

上手く手配できなければキャストが帰宅できなくなったり、かなりの時間待たせたりしてしまうので気をつけなければなりません。

ちなみに、お店によっては、黒服がキャストの送迎を行う場合もあります。

さまざまな業務をして疲れているとは思いますが、キャストを無事に家まで送り届けましょう。

送迎を行う際には、とにかく安全第一。

〈実際の体験談〉

お客様にタクシーを頼まれているのに手配したことがなくてかなり待たせてしまった。事前に手配のやり方を確認しておけば良かった。

キャバクラの送りの仕事やその他の仕事内容はこちらをご覧ください。

初出勤時の服装・身だしなみのポイント

「黒服(ボーイ)の勤務内容はわかったけれど、服装はどうすれば良いのだろう」と不安な方もいらっしゃるでしょう。

黒服は服装や身だしなみも重要です。

ラフすぎる服装で出勤すると、浮いてしまいやすいので気をつけてください。

スーツを着ておけばそれだけでOKというわけではなく、足元までしっかり気を配ることが大切です。

また、髪型にも清潔感が求められます。

どのような服装や身だしなみで出勤するべきか、詳しく見ていきましょう。

スーツ、ワイシャツ、ネクタイは無難なものを

ネクタイ

初出勤時の服装は、スーツやワイシャツ、ネクタイで、高すぎない無難なものを選んでください。

高いものや派手なものがおすすめできない理由は、キャバクラの主役はあくまでもキャストだからです。

キャストよりも少しでも目立つようだと、黒服としては適切ではありません。

また、新人期間は清掃業務が中心でスーツが汚れやすいので、安いものの方が後悔しにくくなります。

インターネット上には「スーツをレンタルできるキャバクラもある」と書かれていることも多いですが、自分で用意するのが基本だと思っておいたほうが確実です。

お店によってはジャケットはいらず、ベストでも良い場合もあります。

また、「ネクタイが上手く結べず適当に結んでいたら指摘された」というケースもあります。

ネクタイを結ぶのに慣れていない場合は、練習しておくと良いです。

黒服のランクや役職によってジャケットの有無が変わるお店もあるので、面接や初出勤の際に確認しておく。

〈実際の体験談〉

スーツをレンタルできると聞いていたけれど微妙なのしかなくて嫌だった。事前に安いもので良いから買っておくべきだったと後悔した。

キャバクラ初出勤時の身だしなみについては、こちらをご覧ください。

スニーカーはNG。動きやすい革靴で

革靴の画像

「黒服の仕事はたくさん動き回るだろうから、地味なスニーカーにしよう」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、基本的にスニーカーはNGです。

黒服として働く際には、動きやすい革靴が正解となっています。

革靴にも種類がいろいろありますが、カジュアルなタイプのものはおすすめできません。

「足元まで見られないだろう」と甘く見るのは危険です。

意外とお客様もキャストも黒服の足元が目に入ることは多いので、油断せずに選ぶようにしましょう。

サラリーマンが履いているようなビジネスにも用いられる革靴が良い。

〈実際の体験談〉

よく歩くだろうと予想して黒いスニーカーを履いて行ったけれど、お店の雰囲気を悪くするから革靴にするように注意された。

髪型は清潔感のある髪型で、ひげは無い方がベター

清潔感のある男性の画像

服装に気を配っていても、髪型やひげで悪い印象を持たれることがあります。

新人として働く際には特に、フレッシュで清潔感のある雰囲気に整えるのがおすすめです。

髪型は長すぎず清潔感のあるスタイルにして、しっかりセットしてから出勤してください。

最初のうちは自分の個性を出すことより、周りに良い印象を持たれるように気を配っておくと働きやすいでしょう。

清潔感がないだけでキャストからも下に見られやすくなるので、初出勤までに整えておくべきです。

ひげはお店によってはOKとしている場合もありますが、初出勤なら剃っておくのが無難。

〈実際の体験談〉

ひげOKと求人にあったから剃らずに行ったけど、出勤してみたら先輩に注意された。初出勤くらいは爽やかな見た目にしておけば良かった。

まとめ

黒服(ボーイ)として働く際には、事前に業務内容をある程度押さえた上で、身なりを整えて出勤するようにすれば安心です。

この記事で紹介したことを意識しながら、初出勤に臨んでください。

ちなみに、一流のボーイになるには一流の職場環境で働くことが何よりも大切です。

「近場で働こう」と思っている方も多いと思いますが、上を目指したい気持ちが少しでもあるならハイレベルなお店で働くことをおすすめします。

たとえば、六本木や銀座のような都心のお店であれば、職場環境が整備されている上に給与水準も高く、やりがいが感じられるはずです。

もしも黒服の求人をお探しでしたら、「チックグループ」がおすすめです。

お客様やキャストはもちろんのこと、黒服の幸せまでもしっかり考えている良い環境で、黒服としてどんどんレベルアップできます。

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