「黒服ってイケメンじゃないとダメ?」
「黒服は普通の顔でも大丈夫って聞いたけど、実際はどうなの?」
「黒服の仕事で顔よりも大事なことがあればぜひ知りたい!」
黒服として働きたい人の中には、顔がイケメンでないと働くのが難しいのではないかと不安に思っている人もいるでしょう。
しかし、黒服の仕事はイケメンよりも、むしろ普通の顔の方が働きやすいです。
この記事では、黒服の顔がイケメンでなくても良い3つの理由と顔よりも大事なことを2つ解説します。
- 黒服(ボーイ)のバイト採用で顔よりも大切なこと
- 顔以外の評価ポイント
- イケメンの黒服よりも評価されるポイント
これから黒服として働こうとしている人はぜひ参考にしてください。
顔がイケメンでなくても良い3つの理由
黒服の仕事をする上で、イケメンであるかどうかは関係ありません。
ここでは、顔がイケメンでなくても良い理由を3つ解説します。
1. あくまで主役はキャスト
1つ目の理由は主役はあくまでキャストになるからです。
キャバクラはキャストがお客様とお酒を飲んだり、話したりして楽しい時間を提供するお店です。
そして、お客様はキャストの女の子を目当てに来店します。
その中で、黒服はキャストを陰からサポートする黒子のような役割を担います。
逆に、黒服がイケメンすぎてキャストよりも目立ってしまうのはNGです。
2. 顔がイケメンすぎると、いらぬトラブルに巻き込まれることも
2つ目の理由はイケメンすぎると、いらぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるからです。
具体的には、キャストから好意を持たれ、恋愛に発展してしまうかもしれません。
キャストと黒服が付き合うことは風紀と呼ばれ、どのキャバクラでも基本的に禁止されています。
もし風紀がバレると、お店を辞めさせられたり、罰金を支払わされたりすることがほとんどです。
キャストと関係を持ちたいと思っても、決して付き合わないようにしましょう。
風紀について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
イケメンな黒服はキャストに異性として意識されやすいです。
そのため、お店側としても、イケメン過ぎない黒服の方が安心して採用できます。
黒服をやっていた頃、キャストに『〇〇君て黒服の中だとかなりイケメンだよね!』と言い寄られて付き合ったことがあります。風紀だと分かっていましたが、キャストが可愛くてやめられませんでした。結局、付き合って2ヵ月くらい経ってから店長に関係がばれてしまい、2人ともお店を辞めさせられましたね。
3. お客さんによっては親しみを持ってもらえる
3つ目の理由はお客様に親しみを持ってもらえることです。
お客様の中には、黒服がイケメンだと『キャストと何かしら関係を持っているのでは?』と勘ぐってしまう人もいます。
しかし、顔が普通だと、そういった疑いの目を向けられることもありません。
むしろ親しみやすいと感じてもらえて、可愛がってくれたり、気に入ってくれたりするお客様がほとんどです。
顔に自信がないと思っても、全然気にする必要はありません。
自分はけっこう顔が普通なので、正直言うと女の子からはあまりモテません。でも、黒服の仕事ではなぜかウケがよくて、お客様から気に入ってもらえてます。今まではイケメンが羨ましいと思ってましたが、今では『この顔も悪くないのでは?』と思い始めてます(笑)
黒服に求められる顔よりも大事なこと3つ
黒服の中には、もちろんかっこいい人もいます。
しかし、そういった人たちは決して顔の良さを判断されて採用されたわけではありません。
黒服はルックス以外の別の部分を重要視されることが多いです。
ここでは、顔よりも大事な2つのことを解説します。
1. 服装・髪型の清潔感
1つ目の大事なことは服装・髪型の清潔感を意識することです。
キャバクラはお金持ちのお客様や会社の社長などが来るので、最低限の身だしなみは絶対に必要です。
身だしなみがだらしなかったり、不潔だったりすると、キャストにも嫌われてしまい仕事がしづらくなります。
逆に、見た目が普通以下だとしても、身なりに清潔感がある人はお客様とキャストから好印象を持たれます。
特に、パッと見て分かる服装と髪型はしっかりと整えておきましょう。
キャバクラの仕事は基本的にスーツを着ます。
スーツを着るときに気を付けることは以下の通りです。
- アイロンを掛けてしわを伸ばしておく
- ネクタイは派手すぎるものを選ばない
- 靴はスニーカーではなく、革靴を履く
黒服の服装について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
髪型については、以下の3点を意識します。
- 前髪でおでこが隠れないようにする
- 襟足は短く
- もみあげはすっきり
黒服の髪型について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
2. 仕事をしっかりこなす
2つ目の大事なことは仕事をしっかりこなすことです。
例えば、以下のような仕事の仕方はNGです。
- 言葉遣いが汚い・態度が高圧的
- お客様情報を覚えていない
- お客様の言うことを何でも聞いてしまう
- 時間・約束を守れない
- 人気キャバ嬢のご機嫌取りになっている
- キャストへの声掛け・コミュニケーションが少ない
- 仕事とプライベートの線引きがあいまい
たとえ大学生のバイトであっても、黒服であることに変わりはありません。
いい加減な態度でお客様に接したり、遅刻が当たり前になったりすると、不真面目だと思われてしまいます。
また、特定のお客様やキャストだけをひいきするのも良くありません。
仕事ができない黒服の特徴を詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
仕事ができて周りから信頼される黒服になりたいなら、仕事ができない黒服を反面教師にしましょう。
黒服の仕事内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
3. コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力の高い黒服は以下が優れています。
- トラブル発生時のお客さん対応
- 上司への報連相
- 同僚との連携
上記の内容を円滑に行うことができれば黒服としての仕事の大半はスムーズにすすめることができます。
顔よりもトラブルを最小限に抑え、周囲と連携をとれるコミュニケーション能力の方が求められます。
黒服の顔やルックスが採用に有利に働くケース
では顔や見た目が採用にまったく関係がないといえばそうでもないです。
人間は外見で人を判断してしまう側面もあるため、顔が採用にまったく関係ないということではありません。
ではどのような場合に顔がいい人が採用されるのでしょうか。
能力的に大きな差がない場合
横並びで候補者を比較したときに、能力的に大きな差がない場合は顔や外見がお店にマッチしている人が採用されるでしょう。
しかしイケメンや顔のよしあしの判断は人それぞれによって変わるので、面接担当者が思うイケメンの人が採用されやすくなるでしょう。
圧倒的に顔がイケメンな場合
顔が他の候補者よりも圧倒的にイケメンな場合は、その場の勢いで採用されることもあります。
この場合、黒服よりも同じグループのホストの店舗に回される可能性があるからです。
自分の希望と適正を見て黒服かホストを選ぶことができる場合もあります。
黒服とホストの仕事やお給料の違いは、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
この記事では、黒服の顔がイケメンでなくても良い3つの理由と顔よりも大事な2つのことを解説しました。
黒服の仕事はイケメンよりも、むしろ普通の顔の方が有利に働く可能性があります。
イケメン過ぎると、キャストと恋愛関係になったり、お客様から嫉妬されたり可能性があるなど、大変なことが多いです。
そのため、自分の顔に自信がないと思っても、気にせず黒服に挑戦してみましょう。
顔よりも大事になるのは、服装や髪型の清潔感と仕事をしっかりこなす姿勢です。
身だしなみが整っていないとお客様から「このお店は大丈夫か?」と思われてしまったり、キャストから嫌われたりしてしまいます。
また、バイトだとしても、お客様やキャストからしたら黒服であることに変わりはありません。
これから黒服を始めようと思っている人は、清潔感と仕事をしっかりこなす姿勢を意識しましょう。
黒服としての実力を上げて稼げるようになりたいなら、来店する客層と職場環境の良い六本木や銀座など都心のお店を選びましょう。
都心のお店で働くと、社会に出てから役立つノウハウを学べることも多いです。
おすすめなのは、ハイクラスのお客様が多いチックグループです。