「送迎ドライバーってどんな仕事をするの?」
「送りドライバーに必要なものってある?」
「仕事をする上で注意することは?」
深夜帯に働ける副業を探している方や、車の運転が得意な方に注目されているものがキャバ嬢の送迎ドライバーです。
キャバクラなどのナイトワーク業界では、営業終了後のキャストを安全に自宅まで送り届ける役割として、送り専門のドライバーを多数募集しています。
また、小規模な店舗またはドライバーがシフトに入れない場合は、黒服(ボーイ)がドライバーを担当することもあります。
そのため、たとえ黒服(ボーイ)であっても、ドライバーの仕事についてある程度理解をしておきましょう。
この記事では、キャバクラ送りドライバーの仕事内容や1日の流れから給料相場、必要な条件を解説します。
副業として始めたい方や求人を探している方は、ぜひ参考にしてください。
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キャバ嬢の送迎・送りドライバーの仕事とは?主な仕事内容

多くのキャバクラでは、営業終了後にキャストを安全に自宅まで送り届けるため、送りドライバーを採用しています。
まずは、キャバ嬢の送迎・送りドライバーの仕事の特徴を3つ解説します。
「ドライバーの仕事について興味はあるけどあまりよくわかっていない」という人はぜひ参考にしてください。
- 営業終了後にキャバ嬢を自宅まで車で送る仕事
- キャバクラの送りドライバーの1日モデルケース

営業終了後にキャバ嬢を自宅まで車で送る仕事
キャバ嬢の送迎・送りドライバーとは、夜のお仕事を終えたキャバクラのキャストを、店舗から自宅や指定の場所まで安全に送り届ける仕事です。
また、お酒を飲んでいることも多いキャバ嬢にとって、自力での帰宅は現実的ではありません。
終電の時間は過ぎており、飲酒により車やバイクの運転することも不可能です。
代わりにドライバーが車を出し、安全運転で自宅まで送り届けることが、この仕事の役割です。
仕事の内容自体は非常にシンプルで、基本的には車を運転して、所属する店舗のキャバ嬢を自宅まで送り届けます。
そのため、「車の運転が好き」「深夜帯の副業を探している」という方に特に向いている職種です。
キャバクラの送りドライバーの1日モデルケース
送りドライバーの仕事は、深夜帯の短時間で完結することが多く、効率よく稼ぎたい方にもぴったりです。
以下は、実際の1日の仕事の流れのモデルケースです。
時間帯 | 内容 |
---|---|
23:30 | 出勤。店舗近くに車を停めて待機 |
0:00〜1:30 | キャバクラ営業終了。キャストが順次店を出る |
1:00〜3:00 | キャストをそれぞれの自宅まで送迎 |
3:00〜3:30 | 全ての送りが完了したら業務終了・帰宅 |
ただし、キャストの居住地によっては遠方まで行くこともあり、終了時間が前後する可能性もあります。
業務は「キャバ嬢を自宅まで送り届けること」のため、効率よく送り届けられれば、より短時間で収入を得られるでしょう。
このように、基本的な流れはシンプルですが、日によって変動があるため、柔軟に対応できる方が向いています。
また、昼間の仕事とかぶらない点から、Wワークや副業にも人気の高い仕事です。
水商売系の副業に関しては、以下の記事を参考にしてください。

キャバクラ送りドライバーの給料相場と勤務条件【地域別】

キャバクラの送りドライバーの給料は日給制である場合が多く、勤務地や条件により変動します。
基本的には特定の店舗でドライバーとして採用される形式であり、店舗により条件は大幅に変わるでしょう。
キャバクラの送りドライバーの給料相場と勤務条件について、詳しく解説します。
日給相場は5,000〜7,000円前後
キャバクラの送りドライバーは、基本的に日給制で報酬が支払われます。相場は1回の勤務につき5,000円〜7,000円前後が一般的です。
地域別の給料相場をご覧ください。
地域 | 日給相場 |
---|---|
東京(六本木・新宿など) | 6,000〜9,000円 |
神奈川(横浜など) | 5,500〜8,000円 |
埼玉(大宮・川越など) | 5,000〜7,000円 |
大阪(ミナミ・キタなど) | 6,000〜8,500円 |
名古屋(錦など) | 5,500〜8,000円 |
福岡(中洲など) | 5,000〜7,500円 |
勤務時間は2〜3時間程度と短いため、時給換算で見ると効率的に稼げる仕事だといえます。
ただし、勤務回数が限られているため、1日あたりの収入はそこまで高額ではありません。
時給相場は1,500〜2,000円前後
ドライバーの業務は2〜3時間で終わることが多く、時給換算では1,500〜2,000円程度が目安です。
勤務内容は単純な運転業務が中心で、肉体的な負担も少ないため、コスパの良い副業として人気があります。
一部の店舗や地域では、送迎距離や担当人数に応じてインセンティブが追加されるケースもあり、効率的に稼ぎたい人にとって魅力的な環境です。
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深夜帯・短時間の求人が多く副業向き
送りドライバーの求人は、ほとんどが深夜0時〜3時ごろにかけての短時間勤務です。
勤務シフトに柔軟性があり週1日〜OKな店舗も多いため、副業や学生バイトにも向いています。
また、曜日や日によって勤務が発生しない日もあるため、自分のライフスタイルに合わせて調整できるでしょう。
年齢は20代〜40代まで幅広く分布
送りドライバーとして活躍している人の年齢層は、20代後半から40代までが中心です。
特に深夜帯に無理なく動ける体力がある方や、運転に慣れている中高年層にニーズがあります。
学生やフリーターだけでなく、会社員の副業や定年後のシニア層でも取り組みやすい職種として注目されています。
年齢による制限は厳しくありませんが、責任感と安全運転の意識が求められる点は年齢問わず共通です。
ガソリン代や高速代は基本的に自腹
ドライバーの報酬とは別に考慮すべきなことが、ガソリン代や高速料金などの経費です。
多くの求人では、送迎にかかる費用は基本的に自己負担となっています。
そのため効率よく稼ぐには、燃費の良い車を用意したり、無駄のないルートを考えることが重要です。
なお、一部の店舗ではガソリン代や駐車代を補助・支給してくれる場合もあるため、応募前に確認しておくと安心です。
求人選びのポイントとして「交通費支給の有無」は必ずチェックしましょう。

キャバクラの送りドライバーに必要な条件と準備するもの

送りドライバーの仕事は「運転ができれば誰でもできる」と思われがちですが、実際は店舗ごとにさまざまな条件があります。
ここでは、キャバ嬢の送りドライバーとして働くうえで求められる資格と、準備すべきものを解説します。
送迎・送りドライバーの仕事を始めようと考えている方、合わせて確認しておきましょう。
- 運転免許証は必須|AT限定でもOKかは要確認
- 自分で普通車を用意することが必須の求人が多数
- 送迎車を貸与するドライバー求人もあり
- 年齢や性別の条件も必ず確認することが必須
運転免許証は必須|AT限定でもOKかは要確認
キャバ嬢の送迎は当然ながら運転業務のため、普通自動車運転免許(第一種)は必須です。二種免許の取得は不要なので、タクシーやバス運転手ほどの資格要件は求められません。
また、AT限定免許でもOKな求人は多いですが、念のため募集要項をよく確認しましょう。
自分で普通車を用意することが必須の求人が多数
多くのキャバクラでは、ドライバー本人の自家用車持ち込みを条件と定める求人がほとんどです。
送迎では1日に複数名のキャバ嬢を乗せることとなるため、軽自動車ではなく普通車〜ワゴン車のような広めの車が好まれます。
車内の居心地や積載性も重視されるため、大きめの車を持っている人は面接時のアピールポイントになります。
一方で、軽自動車しか所有していない場合は、店舗によっては採用を見送られるケースもあるため注意が必要です。
送迎車を貸与するドライバー求人もあり
一部のキャバクラや派遣会社では、送迎用の車を会社側が貸与してくれる場合もあります。
そのため車を持っていない方や、自家用車を仕事で使いたくない方は、送迎車の貸与がある店舗求人に候補を絞りましょう。
ただしその場合、車両の管理責任や運転ルールが厳格に課されることが多いため、契約内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
車両貸与があるかどうかは、求人票や面接時に必ずチェックしてから求人に応募しましょう。
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年齢や性別の条件も必ず確認することが必須
送りドライバーは年齢制限が比較的ゆるやかで、20代〜40代を中心に、50代の中高年層でも活躍できる職場も多数あります。
ただし、夜間勤務という特性上、ある程度の体力や生活リズムの管理能力は欠かせません。
いずれにしても、応募先の店舗ごとの条件は必ず事前に確認するようにしましょう。
キャバクラの送りドライバーとして働くメリット

キャバ嬢送りドライバーの仕事は、一般的なアルバイトとは異なる特徴が多数あります。
特に「短時間で効率よく稼げる」「副業として両立しやすい」点で注目を集めており、幅広い層の方から人気です。
ここでは、キャバクラの送りドライバーとして働く主なメリットを3つご紹介します。
- 2〜3時間の短い拘束時間で働ける
- 日払いOKで副業としてすぐに稼げる
- 学生から中高年まで幅広く挑戦できる
2〜3時間の短い拘束時間で働ける
送りドライバーの勤務時間は、主に深夜0時〜3時頃までの2〜3時間程度が一般的です。
キャバクラの営業終了後、キャストを自宅や指定の場所まで送り届けるだけのため、長時間拘束されることはほとんどありません。
昼間に本業がある方や、日中は自由時間にしたい方にとっても、短時間で完結する働き方は大きな魅力です。
またスケジュールの自由度も比較的高く、週1〜OKの求人も多いため、プライベートと両立しやすいことが特徴です。
日払いOKで副業としてすぐに稼げる
キャバクラ業界のバイトは、「日払い可」「即日勤務OK」など、柔軟な条件が多いこともメリットのひとつです。
送りドライバーも例外ではなく、その日のうちに現金で報酬を受け取れる求人も多数存在します。
そのため「すぐに現金が必要」「副業で少しだけ収入を増やしたい」という方に、キャバクラの送りドライバーはおすすめです。
学生から中高年まで幅広く挑戦できる
送りドライバーは特別な資格やスキルがなくても、普通運転免許さえあれば始められる仕事です。
未経験者でも挑戦しやすく、学生やフリーター、会社員の副業・Wワークなど、幅広い年齢層が活躍しています。
また接客業務がほとんどないため、人と話すことが苦手な方や、静かに働きたい方にもおすすめです。
送りドライバーはきつい?リアルな視点と働く際の注意点

キャバクラの送りドライバーは、一見シンプルな業務に見えますが、現場では想像以上に気を遣うことが多く、慣れるまで大変な面もあります。
ここでは、実際に働くうえで注意すべきポイントを4つに分けて解説します。
仕事をスムーズにこなしてキャストや他の黒服から信頼されたい人はぜひ参考にしてください。
安全運転が第一!遅刻や迷子は厳禁
送りドライバーの基本は、安全かつスムーズな運転です。深夜の運転でも気を緩めず、急ブレーキや急発進は絶対に避けましょう。
特にキャバ嬢の中にはお酒に酔っている人も多いため、気持ち悪くなってしまわないよう、揺れの少ない丁寧な運転が求められます。
また道に迷ったり、遅刻したりするとキャストの不満に直結します。
終業後のキャバ嬢は疲れていて一刻も早く帰って寝たい方がほとんどなため、ドライバーの対応に不満があればすぐ店に報告されることもあるでしょう。
特に注意すべきことは、キャストの送り順です。
先輩キャバ嬢を後回しにするなど、順序を間違えると人間関係のトラブルにもなりかねません。
事前にしっかりとルート確認と順番の調整をしておきましょう。
キャバ嬢との会話は基本NG!話しかけられたら最低限の返事で対応
送りドライバーに求められるものは、控えめな対応です。キャバ嬢と仲良くなりたいと思って自分から話しかけることは厳禁です。
ほとんどのキャストは、送迎中は疲れていたりスマホを見ていたりして、会話を望んでいません。
加えて、トラブル回避のため店舗側からもキャバ嬢との会話を禁止される場合も多く、会話は挨拶と返事のみに留める必要があります。
キャバ嬢から話しかけられるまでは沈黙して、静かに送り届けましょう。
なお、長く送りを担当する中で、自然と話しかけてもらえるようになれば信頼の証だといえる場合もあります。
社内汚れや忘れ物を防ぐため準備を徹底
送り中には、キャバ嬢が社内で飲食したり、タバコを吸ったり、泥酔して吐いてしまうことも珍しくありません。
送りドライバーは自家用車の用意が必要な場合も多いからこそ、車を清潔に保つためには、事前準備が非常に大切です。
ビニール袋や消臭スプレー、シートカバーなどを常備しておき、トラブルに備えておきましょう。
車内が清潔だと、キャストからの印象も良くなり、信頼にもつながります。

イレギュラー対応が多い?逐一お店に確認して対応
送りドライバーの仕事は、予想外の変更やトラブルがつきものです。
たとえば「行き先を急に変更してほしい」とキャストから言われる場面もよくあります。
そういったときは、自己判断せず、必ずお店に確認を取ることが鉄則です。
たとえ細かい内容でも、最初のうちは遠慮せず相談した方が安全です。
お店側も、確認を怠って大きなトラブルになるより、都度連絡してくれる方が安心します。

経験者の声・体験談|実際に送りドライバーとして働いた人の本音

キャバクラの送りドライバーは、短時間で高収入を得られる一方、夜の仕事ならではのトラブルや気遣いも必要な職種です。
ここでは、実際に働いた経験者のリアルな声を紹介します。
副業でドライバーになって月5万円以上稼げた
夜の時間帯を有効活用して副収入を得たい方には、キャバクラの送りドライバーは相性のいい仕事だといえます。
特に平日夜に時間が空く人や運転が得意な方に、送りドライバーはおすすめです。
送迎中にキャストに絡まれてきつい
このように、キャストによっては態度がきつい方も少なくありません。
特に新人の頃は、適切な距離感や対応力が求められます。
キャバクラの送りドライバーに関するよくある質問Q&A

送りドライバーの仕事に興味がある方からよく寄せられる疑問について、経験者や業界情報をもとに回答します。
キャバクラの送りドライバーを始めるかお悩みの方は、合わせて参考にしてください。
- 送りドライバーの仕事に距離の制限はありますか?
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多くの店舗では、送迎可能な範囲にある程度の制限が設けられています。
「お店から30km圏内」「高速道路は使用不可」など、条件は店舗によりさまざまです。
ただし、キャストの居住地によっては長距離の送迎が発生することもあり、ガソリン代や高速代はドライバー負担になることもあるので注意が必要です。
求人に応募する前に、対応エリアや経費負担の有無をしっかり確認しておきましょう。
- ドライバーがキャバ嬢と仲良くなれる可能性はありますか?
-
結論から言うと、キャバ嬢と仲良くなるチャンスは期待してはいけません。
基本的にキャバ嬢は勤務後で疲れており、車内ではスマホをいじっていたり、寝ていたりすることが多いです。
むしろ、ドライバー側から積極的に話しかけると「うざい」と思われてしまい、トラブルに発展することもあります。
ただし、何度も送迎を担当して信頼関係が築けた場合には「向こうから話しかけてくれることもある」との声もあります。
とはいえ、それはあくまで仕事上の距離感の範囲内です。
- 女性でも送りドライバーはできますか?
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はい、女性の送りドライバーも実際に活躍しています。
近年では、深夜の送迎においても「女性の方が安心できる」というキャストも多く、女性ドライバーを積極的に採用しているお店もあります。
ただし、遅い時間帯の勤務や治安の良くないエリアを走る可能性があるため、防犯意識や体力は欠かせません。
求人情報に「女性歓迎」と書かれていない場合でも、まずは問い合わせてみてください。
- 送りドライバーの面接は厳しいですか?
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特別に厳しいということはありませんが、最低限の常識やマナー、運転経歴は見られます。
特にチェックされやすいものは以下のポイントです。
- 普通自動車運転免許を所持しているか(AT限定可かはお店による)
- 安全運転ができるか、過去の事故・違反歴
- 送迎に使う車のサイズや状態(車持ち込みの場合)
- 清潔感や最低限のコミュニケーション能力
また、ゴールド免許であることは面接時に有利に働くこともあるため、該当する方は積極的にアピールしましょう。
まとめ|送りドライバーは運転好きな方の深夜副業におすすめ
キャバクラの送りドライバーは、短時間で効率よく稼げる深夜の副業として人気が高く、運転が好きな方や夜型の生活スタイルに合う方におすすめの仕事です。
必要なものは、普通自動車免許とできれば大きめの車のみと少なく、特別な資格や経験がなくても始められるものもシンプルです。
ただし、キャバ嬢を安全・快適に送る責任があるため、安全運転やマナー・臨機応変な対応力が求められるでしょう。
また、職場環境や給料はお店によって大きく異なります。
都心部、特に六本木や銀座といったエリアでは、給与水準も高く、働きやすい傾向にあります。
送りドライバーとしてどこで働こうか迷っているなら、六本木・銀座にお店を構えているチックグループがおすすめです。
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