バーテンダーの給料はどれくらい?

バーテンダーは、洗練された雰囲気の中で働く魅力的な職業として知られています。しかし、その給料事情については意外と知られていないことが多いのではないでしょうか。

本記事では、バーテンダーの給料相場や収入アップのコツ、キャリアアップの可能性について詳しく解説します。バーテンダーとしてのキャリアを考えている方や、現役バーテンダーの方々にとって、有益な情報となるでしょう。給料面から見たバーテンダーの実態に迫ってみましょう。

もくじ

バーテンダーの給料相場

バーテンダーの給料相場は、勤務先の種類や経験年数、スキルレベルによって大きく異なります。ここでは、様々な要因を考慮した給料相場について詳しく見ていきます。

  • 勤務先による給料の違い
  • 経験年数とスキルレベルの影響
  • 地域による給料格差
  • 固定給と歩合制の比較
  • 副収入の可能性

高級バーと大衆居酒屋での給料差

バーテンダーの給料は、勤務先の店舗タイプによって大きく異なります。高級バー大衆居酒屋では、その差が顕著に表れます。

高級バーでは、洗練された技術と豊富な知識が求められるため、給料も比較的高めに設定されています。一般的に、高級バーで働くバーテンダーの月給は25万円から40万円程度となっています。特に有名店や人気店では、さらに高額な給料を得られることもあります。

一方、大衆居酒屋では、給料相場はやや低めとなります。通常、月給は18万円から25万円程度です。しかし、大衆居酒屋では客数が多く、チップ制度がある店舗も多いため、副収入を得やすい環境にあると言えます。

また、高級バーでは固定給制を採用している店舗が多いのに対し、大衆居酒屋では歩合制を採用している店舗も少なくありません。この給与体系の違いも、実際の収入に大きな影響を与えます。

経験年数による給料の変化

バーテンダーの給料は、経験年数によっても大きく変動します。一般的に、経験を積むほど給料は上昇する傾向にあります。

未経験者や新人バーテンダーの場合、月給は15万円から20万円程度から始まることが多いです。この時期は、技術や知識を習得する期間であり、給料よりもスキルアップに重点が置かれます。

経験年数が3年から5年程度になると、月給は20万円から30万円程度に上昇します。この頃になると、基本的な技術や知識が身につき、独立して仕事をこなせるようになります。

さらに、10年以上のベテランバーテンダーになると、月給は30万円から50万円、あるいはそれ以上になることもあります。特に、高級店や有名店で働くベテランバーテンダーは、より高額の給料を得られる可能性が高くなります。

ただし、これらの数字はあくまで目安であり、個人のスキルや勤務先の方針によって大きく異なることがあります。経験年数とともに、継続的なスキルアップや顧客サービスの向上が、給料アップにつながる重要な要素となります。

都市部と地方での給料格差

バーテンダーの給料は、勤務地域によっても大きな差があります。一般的に、都市部のバーテンダーは地方のバーテンダーよりも高い給料を得られる傾向にあります。

東京や大阪などの大都市圏では、バーの数も多く、競争も激しいため、高いスキルを持つバーテンダーへの需要が高まります。そのため、都市部のバーテンダーの平均月給は25万円から35万円程度となっています。特に、銀座や六本木などの高級エリアでは、さらに高額な給料を得られることもあります。

一方、地方都市や郊外のバーテンダーの平均月給は、18万円から25万円程度であることが多いです。これは、地方では生活費が比較的安いことや、バーの数が少ないことが影響しています。

ただし、地方でも観光地や繁華街にあるバーでは、都市部に匹敵する給料を得られることもあります。また、地方の方が競争が少ないため、早くキャリアアップできる可能性もあります。

地域による給料格差は大きいですが、それぞれの地域の特性を活かしたキャリア戦略を立てることが重要です。都市部での高給与を目指すか、地方でじっくりとスキルを磨くか、自分のキャリアプランに合わせて選択することが大切です。

固定給と歩合制の違いによる収入の変動

バーテンダーの給料体系は、大きく分けて固定給制歩合制があります。どちらの制度を採用しているかによって、月々の収入に大きな違いが出ることがあります。

固定給制では、毎月決まった額の給料が支払われます。一般的に、固定給は20万円から30万円程度です。この制度のメリットは、収入が安定していることです。景気や季節による変動の影響を受けにくいため、生活設計が立てやすいという利点があります。

一方、歩合制では基本給に加えて、売上に応じた歩合給が支給されます。基本給は比較的低めに設定されていることが多く、15万円から20万円程度です。しかし、売上が好調な月には高額の歩合給が付き、固定給を大きく上回る収入を得られる可能性があります。

歩合制のメリットは、自身の努力が直接収入に反映されることです。顧客サービスの向上や新しいカクテルの開発など、積極的な取り組みが高収入につながります。しかし、景気の変動や季節要因による影響を受けやすく、収入が不安定になる可能性もあります。

どちらの給与体系が有利かは、個人の働き方や店舗の特性によって異なります。自身のスキルや経験、キャリアプランに合わせて、適切な給与体系を選択することが重要です。

チップ制度による収入の上乗せ

バーテンダーの収入を考える上で、チップ制度は無視できない要素です。チップは基本給や歩合給に上乗せされる副収入となり、月々の収入を大きく押し上げる可能性があります。

日本では、欧米ほどチップの文化が根付いているわけではありませんが、高級バーや外国人客の多い店舗では、まとまった額のチップを受け取れることがあります。一般的に、チップによる収入は月に2万円から10万円程度と言われていますが、店舗の特性や客層によっては、それ以上になることもあります。

特に、常連客との良好な関係を築いているバーテンダーは、定期的にチップを受け取れる可能性が高くなります。また、高度な技術や豊富な知識を持つバーテンダーほど、客からの評価が高く、結果としてチップも増える傾向にあります。

ただし、チップ収入は不安定であり、季節や景気の影響を受けやすいという特徴があります。また、店舗によってはチップの分配方法が決められていることもあるため、実際の手取り額は変動します。

チップ制度を上手く活用することで、基本給を大きく上回る収入を得られる可能性がありますが、あくまでも副収入として捉え、安定した基本給をベースにキャリアプランを立てることが重要です。

バーテンダーが給料をアップさせるコツ5選

バーテンダーとしてより高い給料を得るためには、様々な努力と工夫が必要です。ここでは、給料アップにつながる5つのコツを紹介します。これらの方法を実践することで、収入を増やすだけでなく、バーテンダーとしてのスキルも向上させることができるでしょう。

  • 専門知識の習得
  • カクテル技術の向上
  • 接客スキルの磨き上げ
  • ネットワーク作り
  • 資格取得によるキャリアアップ

幅広いお酒の知識を身につける

バーテンダーとして給料をアップさせるためには、幅広いお酒の知識を身につけることが不可欠です。単に人気のカクテルを作れるだけでなく、様々な種類のお酒について深い理解を持つことで、顧客満足度を高め、自身の価値を向上させることができます。

まず、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなどの主要な蒸留酒について、その製法や特徴、歴史などを学びましょう。各銘柄の違いや、それぞれの最適な飲み方についても知識を深めることが重要です。

また、ワインやビールについても同様に学ぶ必要があります。ワインであれば、主要な産地や品種、ビンテージの違いなどを理解し、顧客の好みに合わせて適切な推薦ができるようになりましょう。

さらに、日本酒や焼酎などの日本の伝統的な酒についても知識を持つことで、幅広い顧客層に対応できるようになります。

これらの知識を身につけることで、顧客との会話の幅が広がり、より高度な接客が可能になります。結果として、顧客満足度が向上し、チップの増加や指名客の獲得につながります。また、専門性の高い店舗での就職チャンスも広がり、より高い給料を得られる可能性が高まります。

オリジナルカクテルの開発力を磨く

バーテンダーとして高い評価を得るためには、オリジナルカクテルの開発力を磨くことが重要です。独自のカクテルを生み出す能力は、バーテンダーの創造性と技術力を示す指標となり、給料アップにつながる可能性が高くなります。

オリジナルカクテルの開発には、まず基本的なカクテルの知識と技術が必要です。クラシックカクテルの配合比率や調製方法を十分に理解した上で、そこからアレンジを加えていくことが重要です。

次に、様々な食材や調味料についての知識を深めましょう。フルーツやハーブ、スパイスなどを効果的に使用することで、独創的な味わいを生み出すことができます。また、地元の特産品を使用するなど、その土地ならではのカクテルを開発することも一つの手段です。

さらに、トレンドや季節性を意識することも大切です。例えば、健康志向のカクテルや、旬の食材を使用したカクテルなど、時代や季節に合わせたオリジナルカクテルを提案できると良いでしょう。

オリジナルカクテルの開発力が認められれば、メディアへの露出機会が増えたりする可能性があります。これらは、給料交渉の際の強力な武器となり、より高い報酬を得られる可能性が高まります。

接客スキルを磨いて常連客を増やす

バーテンダーの給料アップには、高度な接客スキルが欠かせません。単にお酒を提供するだけでなく、顧客に居心地の良い空間と満足度の高いサービスを提供することで、常連客を増やし、売上アップにつなげることができます。

まず、顧客一人一人の好みや性格を理解し、それに合わせたコミュニケーションを心がけましょう。初めて来店した客には丁寧な対応を、常連客にはより親しみのある対応を、といったように、柔軟な接客スタイルを身につけることが重要です。

また、顧客の名前や好みのドリンク、会話の内容などを記憶し、次回来店時に活用することで、顧客との信頼関係を深めることができます。これにより、リピート率が向上し、安定した売上につながります。

さらに、バーカウンターでの会話力も重要です。時事問題や文化、スポーツなど、幅広い話題に対応できるよう、日頃から情報収集を心がけましょう。また、適度な距離感を保ちながら、顧客同士の会話をさりげなくサポートする技術も身につけると良いでしょう。

高度な接客スキルを身につけることで、チップの増加や指名客の獲得につながり、結果として給料アップが期待できます。また、優れた接客スキルは転職や昇進の際にも高く評価される要素となります。

業界内のネットワークを広げる

バーテンダーとしてキャリアアップし、給料を上げるためには、業界内のネットワーク作りが非常に重要です。同業者やお酒のメーカー、取引先との関係を築くことで、新たな機会や情報を得ることができ、キャリアの幅を広げることができます。

まず、バーテンダー協会や業界団体に所属することを検討しましょう。これらの組織に参加することで、セミナーや勉強会に参加する機会が増え、最新の業界動向や技術を学ぶことができます。また、同業者との交流の場にもなり、情報交換や人脈作りに役立ちます。

次に、カクテルコンペティションやバーテンダーイベントに積極的に参加することをおすすめします。これらのイベントは、自身のスキルをアピールする絶好の機会となるだけでなく、業界内での知名度を上げることにもつながります。

また、SNSを活用して自身の活動や作品を発信することも効果的です。インスタグラムなどでオリジナルカクテルを紹介したり、バーテンディングの技術を動画で公開したりすることで、業界内外での認知度を高めることができます。

さらに、お酒のメーカーや輸入業者との関係を築くことも重要です。新商品の情報をいち早く入手したり、特別なプロモーションイベントに参加したりする機会が増えることで、自身の価値を高めることができます。

業界内のネットワークを広げることで、より良い条件の転職機会や、新たなビジネスチャンスを得ることができ、結果として給料アップにつながる可能性が高まります。

専門資格の取得でスキルアップを図る

バーテンダーとしての価値を高め、給料アップにつなげるための効果的な方法の一つが、専門資格の取得です。資格を持つことで、自身のスキルや知識を客観的に証明でき、雇用主や顧客からの信頼を得やすくなります。

まず、日本ソムリエ協会が認定する「バーテンダー技能認定」を取得することをおすすめします。この資格は、カクテルの知識や調製技術、接客マナーなどを総合的に評価するもので、バーテンダーとしての基本的な能力を証明できます。

次に、「ワインエキスパート」や「日本酒ソムリエ」などの資格も視野に入れましょう。これらの資格を取得することで、ワインや日本酒に関する専門知識を持っていることをアピールでき、より幅広い顧客層に対応できるようになります。

また、国際的に認知度の高い「バーテンダー国際資格」の取得も考えられます。この資格は、世界中のバーで通用する技術と知識を証明するもので、海外での就職や、インバウンド需要の高い店舗での就職に有利に働きます。

さらに、「フードコーディネーター」や「アロマテラピスト」などの関連分野の資格を取得することで、カクテルとフードのペアリングや、アロマを活用した新しいカクテルの開発など、より付加価値の高いサービスを提供できるようになります。

専門資格の取得は、単に知識やスキルを向上させるだけでなく、自身のキャリアアップの証となります。資格を持っていることで、より高給の職場への転職や、現在の職場での昇給交渉の際に有利な立場に立つことができ、給料アップにつながる可能性が高まります。

ステップアップできる店舗の特徴

バーテンダーとしてキャリアアップし、高い給料を得るためには、適切な環境で働くことが重要です。ここでは、ステップアップできる店舗の特徴について詳しく見ていきます。これらの特徴を持つ店舗で働くことで、スキルアップの機会が増え、結果として給料アップにつながる可能性が高まります。

  • 充実した研修制度
  • 経験豊富なスタッフとの協働
  • キャリアパスの明確さ

充実した研修制度を持つ店舗

バーテンダーとしてステップアップするためには、充実した研修制度を持つ店舗で働くことが非常に重要です。このような店舗では、体系的なスキルアップの機会が提供され、結果として給料アップにつながる可能性が高くなります。

まず、入社時の初期研修が充実している店舗を選びましょう。基本的なカクテルの作り方や接客マナー、衛生管理などについて、しっかりとした指導を受けられることが重要です。これにより、スムーズに仕事に慣れ、早い段階でスキルアップを図ることができます。

次に、定期的なスキルアップ研修が行われている店舗も魅力的です。例えば、新しいカクテルの開発技術や、最新のバーテンディング技術を学ぶワークショップなどが定期的に開催されている店舗であれば、常に自身のスキルを向上させることができます。

また、外部の専門家を招いてのセミナーや、他店舗との交流研修などを実施している店舗も、視野を広げる良い機会となります。業界の最新トレンドや、異なる環境での技術を学ぶことができ、自身のスキルの幅を広げることができます。

さらに、資格取得支援制度がある店舗も注目に値します。例えば、バーテンダー技能認定やソムリエ資格の取得に向けた学習支援や、受験料の補助などがあれば、専門性を高める絶好の機会となります。

充実した研修制度を持つ店舗で働くことで、継続的にスキルアップを図ることができ、より高度な技術や知識を身につけることができます。これにより、昇給や昇進の機会が増え、結果として給料アップにつながる可能性が高まります。また、将来的により高給の職場へ転職する際にも、大きなアドバンテージとなるでしょう。

経験豊富なスタッフから学べる環境

バーテンダーとしてステップアップし、給料アップを目指すなら、経験豊富なスタッフから学べる環境がある店舗を選ぶことが重要です。ベテランバーテンダーや有名バーテンダーが在籍している店舗では、日々の業務を通じて高度な技術や知識を学ぶことができます。

まず、店長や責任者が業界で評価の高いバーテンダーである店舗は、学びの多い環境と言えます。彼らの仕事ぶりを間近で見ることで、プロフェッショナルな技術や接客方法を学ぶことができます。また、直接指導を受ける機会も多くなるでしょう。

次に、様々な経歴や専門性を持つスタッフが在籍している店舗も魅力的です。例えば、カクテルコンペティションの入賞経験者、ワインのソムリエ資格保持者、日本酒の専門家など、多様な専門性を持つスタッフがいる環境では、幅広い知識や技術を吸収することができます。

また、スタッフ間でのノウハウ共有が活発に行われている店舗も、スキルアップに適しています。例えば、定期的なミーティングでの情報交換や、スタッフ同士でのカクテル考案会などが行われていれば、互いに刺激し合いながら成長できる環境と言えるでしょう。

さらに、外部のゲストバーテンダーを定期的に招いている店舗も、学びの機会が多いと言えます。異なる背景や技術を持つバーテンダーの仕事ぶりを見ることで、新しい視点や技術を得ることができます。

経験豊富なスタッフから学べる環境で働くことで、単に技術だけでなく、プロフェッショナルとしての心構えや仕事への姿勢も学ぶことができます。これらの学びは、自身のスキルアップやキャリアアップに直結し、結果として給料アップにつながる可能性が高まります。

明確なキャリアパスが示されている店舗

バーテンダーとしてステップアップし、給料アップを実現するためには、明確なキャリアパスが示されている店舗で働くことが重要です。自身の将来像が見えやすく、目標に向かって努力しやすい環境は、モチベーション維持とスキルアップに大きく貢献します。

まず、職位や役割の段階が明確に定められている店舗は、キャリアアップの道筋が分かりやすいです。例えば、見習い(アプレンティス)→ジュニアバーテンダー→バーテンダー→シニアバーテンダー→バーマネージャーといった具合に、段階的なキャリアパスが示されていれば、次の目標が立てやすくなります。

次に、各職位や役割に応じた具体的な要件が明示されている店舗も魅力的です。例えば、「シニアバーテンダーになるには、オリジナルカクテル10種類の開発」「バーマネージャーになるには、ワインエキスパートの資格取得が必要」といった具体的な条件があれば、自身のスキルアップの方向性が明確になります。

また、給与体系がキャリアパスと連動している店舗も、モチベーション維持に効果的です。職位や役割が上がるにつれて給与が上昇する仕組みが明確であれば、努力が報われるという実感が得やすくなります。

さらに、店舗内だけでなく、系列店舗間でのキャリアパスが示されている場合も、より広い視野でのキャリアプランを立てることができます。例えば、カジュアルなバーから始めて、高級バーへの異動、最終的には新店舗の立ち上げに携わるといったキャリアパスが示されていれば、長期的な目標を持って働くことができます。

明確なキャリアパスが示されている店舗で働くことで、自身の成長の道筋が見えやすくなり、計画的にスキルアップを図ることができます。また、目標に向かって努力することで、着実に給料アップを実現できる可能性が高まります。

まとめ

バーテンダーの給料事情は、勤務先や経験、スキルによって大きく異なりますが、努力次第で着実に収入を増やすことが可能です。幅広い知識の習得、オリジナルカクテルの開発、接客スキルの向上、業界ネットワークの構築、専門資格の取得など、様々な方法でスキルアップを図ることが重要です。また、充実した研修制度や経験豊富なスタッフがいる環境、明確なキャリアパスが示されている店舗を選ぶことで、さらなる成長の機会を得ることができます。バーテンダーとしてのキャリアを充実させ、高い給料を実現するためには、常に向上心を持ち、自己投資を惜しまない姿勢が大切です。

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